7割の女性がスキンケア品選びに苦戦!? 若者ほど悩む傾向が高いことが判明

ナリス化粧品はこのほど、「スキンケアの悩みとニーズに関する調査」の結果を明らかにした。同調査は3月9日～10日に20代～60代の女性2,415人、3月21日に20代～60代の女性603人を対象にインターネットで実施したもの。

スキンケア品選びで悩んだ経験はあるか尋ねたところ、28.6%が「よくある」、42.2%が「時々ある」と回答した。合わせると7割以上がスキンケア品選びで、悩んだ経験があることがわかった。

年齢別に見ると、20歳～24歳が8割強で最も高く、65歳～69歳が6割弱で最も低かった。自分の肌やスキンケア品について知識が少ない若い年代ほど自分自身でスキンケア品を選ぶことが難しいと考えていることがわかった。

悩んだ経験がよくあると答えた人の購入割合が高い販路は、「エステ店」「百貨店」が多く、よく悩む人は対面で購入するケースが多いことも明らかになった。

「美容に関心が高い」と回答した603人に対し、スキンケア品を購入するときに重視することを聞くと、「肌質に合っているか」(59.0%)、「価格」(51.6%)という答えが半数を超えた。次いで「肌悩み(トラブル)に対応したものか」(28.9%)、「美容効果」(28.4%)となっている。

スキンケア品について当てはまるものを3つの項目から選んでもらったところ、最も多かったのは「自分の肌質にあったものを使いたい」(59.5%)だった。以下、「できるだけ安く買いたい」(34.3%)、「成分や効果効能など納得して買いたい」(32.3%)と続いた。「専門家にアドバイスしてもらいたい」は6.0%だった。

「専門家に相談したい」と答えた人に、どんなアドバイスをしてほしいかを質問したところ、「自分の肌質に合ったスキンケア品の選び方」(55.6%)、「自分の肌質に合ったスキンケア品の使用方法」(47.2%)、「今の肌状態に合ったスキンケア品の選び方」(44.4%)が上位を占めた。

現在使用しているスキンケア品をどれくらいの期間使っているか聞くと、「3カ月未満」は25.2%、「～半年」は15.9%で、半年未満が4割を超える結果となった。一方「10年以上」という回答は9.0%にとどまっている。自分の肌質にあったスキンケア品を求めて、新しい商品を探し続ける人が多いことがわかった。