パナソニックは、F1.4-2.8レンズと1.0型センサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-LX9」を発表した。発売予定日は11月17日で、価格はオープン。店頭予想価格は、税込み88,000円前後。
LUMIX DMC-LX9は、W105.5×H60.0×D42.0mmというサイズながら、大口径のF1.4-2.8 LEICA DC VARIO-SUMMILUXレンズと1.0型センサーを搭載したコンパクトデジタルカメラ。レンズ絞りは、9枚羽根虹彩絞りを採用しており、一眼カメラのような柔らかいボケ味を実現するという。
機能面では、1秒間に30コマの長時間連写「4Kフォト」や、撮影後に任意のフォーカスポイントを選択できる「フォーカスセレクト」、複数のピントの異なる画像を範囲選択して合成できる「フォーカス合成」といった機能が利用できる。加えて、LXシリーズとして初めて、180度チルトが可能な3.0型タッチパネルモニターを装備。タッチ操作やローアングル撮影、自分撮りなど撮影スタイルに合わせて操作可能だ。
そのほか、主な仕様は次の通り。センサーは1.0型2,090万画素のMOSセンサー。ISO感度は、125~12800(拡張80 / 100 / 25600)。手ブレ補正技術は、静止画がPOWER O.I.S.、動画が5軸ハイブリッド。iAズーム / EX光学ズームは、最大6倍 / 最大6倍(3:2アスペクト、S時)、デジタルズームは最大4倍。シャッター速度は、静止画が60-1/4,000秒(メカシャッター)、1-1/16,000秒(電子シャッター)。記録メディアはSD / SDHC / SDXC。連続撮影可能時間は約70分。インタフェースは、入力が、USB 2.0(High SPEED)対応Micro-B、microHDMI TypeD。Wi-Fiは、IEEE802.11b/g/nに準拠。重量は約310g(バッテリー、メモリーカード含む)。カラーはブラックのみ。