Q.ごはんは主にどちらがつくりますか?

仕事が長引いて帰宅が9時過ぎに。今からごはんつくるの大変だし、もう旦那には外で食べてきてもらおうかなぁ……。今回はマイナビニュース会員のうち既婚男女200名に、夫婦でごはんは主にどちらがつくるか答えてもらった。

Q.ごはんは主にどちらがつくりますか?

夫 (男性)1.0%/(女性)7.0%
妻 (男性)79.0%/(女性)77.0%
夫・妻で半々 (男性)20.0%/(女性)16.0%

Q.それはどうしてですか?

妻がつくる

■時間と収入の関係
・「ほぼ私が働いているから」(50歳以上男性/情報・IT/技術職)
・「家にいる時間が妻のほうが長いので」(50歳以上男性/自動車関連/事務系専門職)
・「平日は自分が帰りが遅く、妻のほうが先に家にいるから」(32歳男性/通信/技術職)
・「時間的な都合」(45歳男性/商社・卸/販売職・サービス系)
・「旦那の帰りが遅い」(33歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「私のほうが帰宅が早いから……買い物、調理、片付け等を考えると私がやったほうが効率がいいから」(24歳女性/食品・飲料/専門職)

■休日は夫が担当
・「平日は妻のほうが帰るのが早い、日曜は自分が作る」(30歳男性/金属・鉄鋼・化学/技術職)
・「土曜日だけ担当だから」(31歳男性/情報・IT/技術職)
・「朝食は出勤が遅い方、平日の夜は妻、休日は私と分担しているから」(40歳男性/学校・教育関連/営業職)
・「平日は私、休日は夫」(30歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)

■料理が苦手な男性
・「私がご飯を全く作れないため」(27歳男性/情報・IT/技術職)
・「夫は台所に立たないから」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)
・「妻の体調が悪いときしか作らない」(38歳男性/通信/技術職)
・「私がやると節約にならない、材料使いすぎ(全部ぶち込むので)」(50歳以上男性/情報・IT/技術職)
・「主人は料理をした経験が数回しかなく、はなから作る気がない」(31歳女性/医薬品・化粧品/営業職)
・「夫は料理できないから、代わりに片付け担当してもらってる」(28歳女性/医薬品・化粧品/技術職)
・「片づけをやってもらうため」(41歳女性/情報・IT/技術職)

■料理好きの女性
・「奥さんがやりたがる」(33歳男性/医療・福祉/専門職)
・「私が料理が好きなので」(32歳女性/金融・証券/営業職)
・「自分が作りたいから」(32歳女性/情報・IT/秘書・アシスタント職)
・「夫が台所に入るのを嫌うので……また、調理器具をあれこれ勝手に使われるのが嫌なようで、私自身どこに何を収納しているか知らない」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)

■妻のほうが料理上手
・「おいしいから作らせます」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)
・「妻の方が得意だから」(28歳男性/金融・証券/専門職)
・「私が作るほうがおいしいから」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「まったく夫は作れないし、私が料理が好きだから」(33歳女性/電機/技術職)

■その他
・「ほとんど義母ですが、たまに妻も作ってくれます」(33歳男性/通信/事務系専門職)
・「今までの成り行きから」(50歳以上男性/電機/技術職)
・「できたものを買ってきます」(50歳以上男性/医療・福祉/専門職)

夫がつくる

■料理がやりたい夫
・「協力的な夫で、しかも料理上手」(47歳女性/不動産/秘書・アシスタント職)
・「夫の方が早く帰宅するから」(32歳女性/情報・IT/技術職)
・「自分の方が得意だから」(34歳男性/小売店/販売職・サービス系)

夫・妻で半々

■なんでも平等に
・「共働きだから」(26歳男性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「お互い総合職なので差がないから半々と決めた」(28歳女性/電機/営業職)
・「お互いが忙しいため、時間的にできる人がやるように心掛けているから」(29歳男性/商社・卸/営業職)
・「公平」(34歳男性/情報・IT/技術職)

■スタイルはそれぞれ
・「早く帰ったほうが始めるので」(29歳男性/電機/技術職)
・「共に早く帰ったほうが作る決まりだから」(31歳男性/機械・精密機器/技術職)
・「時間がある人」(33歳男性/情報・IT/技術職)
・「朝は夫、夜は妻が作る」(31歳女性/医薬品・化粧品/事務系専門職)

■その他、半々の理由
・「お互いに食べたいものが違うので、それぞれ別に作っている」(32歳女性/小売店/事務系専門職)
・「夫が料理好き」(34歳女性/その他/その他)
・「妻の仕事が不規則だから」(47歳女性/医療・福祉/専門職)

■総評
家庭でごはんを作る担当、夫という家庭はごく少数派で、ほぼ8割が妻の担当、夫と妻で半々にしているという人は約2割という結果になった。

妻が食事を作る理由としては「時間的制約」を挙げる人が非常に多かった。「夫の帰宅が遅い」「妻のほうが早く帰る」という回答が目立ち、買い出しから食事まで、家に早く帰れる妻がまとめて担当していることが多いようだ。ただ休日は「夫が担当する」という声も。土曜日だけ、日曜日だけ夫が担当することで、妻の負担を減らしているのだろうか。料理は妻が担当、片付けを夫が担当、という家庭も多いようだ。

実際問題、「妻のほうが料理がうまいから」「夫がまったく作れない」という部分もあるようだ。妻のほうが料理が得意で、むしろ「私が作りたい」という声もあった。慣れない男性がキッチンに入ると、勝手がわからない、材料を無駄遣いする、片付けをしないなど、面倒が増えることも多々あるようで「夫が台所に入るのを嫌う」妻もいた。

夫と妻で半々にしている、という人たちは、共働きで互いに忙しいので「できるほうがやる」「早く帰ったほうがやる」というルールを作っているようだ。「朝は夫、夜は妻」というふうに半々にしている家庭もあった。「お互いに食べたいものが違うので、それぞれ別に作っている」なんてちょっと寂しい回答もあったが、平日夫婦で一緒に夕飯を食べる時間がもてない、という忙しい家庭もあるだろう。せめて休日にゆったり食事を楽しんでほしい。

調査時期: 2015年11月9日~18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性100名 女性100名 合計200名
調査方法: インターネットログイン式アンケート

※写真と本文は関係ありません