マンション、いつ買うのがおすすめ?

マンションをいつ買うかは、相場を調べてから決めたいものです。マンションの相場は、景気によって左右されますが、景気を見る・相場を見るといっても素人にはなかなか判断がしづらい内容です。そんなわかりにくい住宅購入の相場を調べるのに、役立ちそうなサイトをチェックしてみました。

■東日本不動産流通機構の「REINS Market Information」

東日本不動産流通機構「REINS Market Information」

上記サイトでは、中古マンションを含めてどのくらいの価格帯でマンションが取り引きされているのかを、大まかに確認することができるようになっています。マンションだけでなく、戸建てでも確認することができます。調べたい地域の都道府県、地域を選択して検索をかければ、直近1年の取り引き情報グラフで、1平方メートルあたりの単価がどのくらいで取り引きされており、どの価格帯での取り引きが多いのかが確認できます。

試しに東京都の都心五区でマンションを検索してみると、例えば坪単価60~80万円で取り引きされている物件が多いことや、耐震偽装問題が発覚した2005年以降取引量が減っていき、景気の悪化の影響も受けてか、2010年を超えると取り引き情報がかなり少なくなっているのがわかります。また、現在の取り引き情報では取引量が少ないのと同時に、値下がり感がないことなども確認できます。

また画面右にある検索ボックスで、調べたい価格帯や築年数で絞り込み、直近で取り引きされたものの傾向や内容などを確認することもできます。

■国土交通省の「不動産価格指数」

国土交通省「不動産価格指数」

同サイトでは、全国、ブロック別、都市別の不動産取り引き価格を指数にしてグラフ化したものや、現在の傾向などを文書で確認することができます。不動産価格指数は、2008年度の平均値を100としており、それよりも高いか低いかで判断するものです。

平成24年9月分速報によると、マンションの不動産価格指数は104.1で、対前年同月比では-1.5%なのだそうです。直近の指数ではないため、参考程度に確認してみるとよいかもしれません。