オリンパスイメージングは7日、デジタルカメラ「OLYMPUS SH-25MR」を発表した。発売は3月下旬を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は35,000円前後となっている。

本体カラーはホワイト、ゴールド、ブラック、レッドの4色がラインナップされる

画像処理エンジンを2基搭載することで、1,600万画素の静止画とフルHD動画を同時に撮ったり、ワイド側とズーム側の静止画・動画を同時に撮影したりできるモデル。マジックフィルターを適用した状態と適用しない状態の同時撮影なども可能だ(静止画・動画とも)。

【写真上】液晶モニターはタッチパネル方式のため、背面はボタンが少なくシンプル。 【写真下】上部にはGPSユニットが搭載されている

画像処理には、この春モデルからコンパクトデジカメに搭載される「iHSテクノロジー」を採用。「PEN」シリーズで磨き上げられた画像処理エンジン「TruePicV」と裏面照射方式のCMOSセンサーにより、高感度かつ低ノイズな画質、高速AF、高速起動を実現している。

画像や動画にフィルター効果を手軽に加えられる「マジックフィルター」は、新たに「ドラマチック」と「ランダムタイル」が追加され、全12種類となった。動画撮影時に利用可能なフィルターは9種類となっている。

また、旅の記録などに便利なGPSや、電子コンパス機能も搭載。

その他の主な仕様は、撮像素子が有効1,600万画素の1/2.3型CMOSセンサー(裏面照射方式)で、動画の記録画素数が最大1,920×1,080ドット、レンズが焦点距離24~300mm(35mmフィルム換算時)の光学12.5倍ズーム、開放F値がF3.0~F5.9、対応感度がISO80~ISO6400となっている。手ブレ対策機能はCMOSシフト方式の光学手ブレ補正機構と高感度撮影を併用する「DUAL IS」、背面のモニターは約46万ドット・3型のタッチパネル液晶、利用可能な記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード(Eye-Fiカード含む)のほか本体内蔵メモリ(43MB)だ。

バッテリーはリチウムイオン充電池で、CIPA準拠の撮影可能枚数は約240枚。サイズはW109.2×D30.6×H61.8mm、重量はバッテリーとSDカードを含む状態で208gだ。

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