ソニーは20日、デジタルカメラ「サイバーショット(Cyber-shot)」の新モデル「DSC-WX50」を発表した。発売は2月3日、推定市場価格は25,000円前後となっている。
2011年に発売された「DSC-WX7」の後継モデルで、コンパクトサイズながら光学5倍のズームレンズを搭載。「DSC-WX30」などで採用された、超解像技術で解像感を維持したままデジタルズームが行える「全画素超解像ズーム」を新たに搭載した。同機能利用時は10倍までのズームが可能となっている。撮像素子は従来モデル同様、有効1,620万画素の裏面照射型CMOSセンサーを搭載。
画像処理エンジン「BIONZ」も従来機より進化し、「プレミアムおまかせオート」利用時の最高感度がISO12800となった。暗いシーンでの撮影時もより被写体を明るくフレームに収められるようになるとともに、従来よりノイズも低減している。また、撮影時に多彩なフィルター効果を加えてアーティスティックな写真を撮影できる「ピクチャエフェクト」は、新たに水彩画調とイラスト調の2種類を追加。
その他の主な仕様は、撮像素子が1/2.3型Exmor R CMOSで、動画の記録画素数が最大1,920×1,080ドット、レンズの焦点距離が25~125mm(35mmフィルム換算時)、開放F値がF2.6~F6.3、ブレ対策機能が光学式手ブレ補正となっている。対応感度はISO100~ISO12800、液晶モニターは約46万ドット・2.7型液晶。記録メディアはメモリースティック デュオ/PRO デュオ(High Speedタイプ含む)/PRO-HG デュオ、メモリースティック マイクロ(Mark2含む)、SD/SDHC/SDXCカード、microSD/SDHCカードと内蔵メモリ(約19MB)が利用可能で、記録形式は静止画がJPEG(2D静止画)、MPF(3D静止画)、動画がAVCHDとなっている。
サイズはW92.2×D19.1×H52mm、重量は本体のみで約101g、バッテリーとメモリースティック デュオを含む状態で約117gだ。