アイ・オー・データ機器とバッファローは2日、タイの洪水被害によるHDD部材の高騰や供給難を受け、HDD関連製品のラインナップ見直しと実質的な値上げを発表した。両社とも、現行製品の型番が変わる以外は、仕様面の変更はない。
アイ・オー・データ機器
従来製品の型番末尾を「B」に変更、または「B」を追加。見直しの対象となるのは、外付け型HDD「HDCA-U」シリーズ、外付け型ポータブルHDD「HDPC-AUシリーズ」、外付け型ポータブルHDD「カクうす」+テレビ取り付けキットセット「HDPC-AU/T」シリーズ。各シリーズとも、発売は11月中旬より順次。
「HDCA-U」シリーズ |
「HDPC-AU」シリーズ |
「HDPC-AU/T」シリーズ |
「HDCA-U」シリーズにはホワイトモデルとブラックモデルがあり、価格は1TBが15,700円、2TBが21,000円、3TBが42,300円。
「HDPC-AU」シリーズの本体カラーは、ピアノブラック、パールホワイト、ビターブラウン、オリエントブルー、オリエントレッドの5色。価格は、500GBが12,500円、750GBが15,700円、1TBが17,800円。なお、オリエントブルーとオリエントレッドは、500GBモデルと1TBモデルのみ。
「HDPC-AU/T」シリーズの価格は、500GBが13,600円、1TBが18,900円。
バッファロー
外付け型HDD |
外付け型ポータブルHDD |
NAS |
従来製品の型番末尾に「J」を追加。新しいラインナップは、外付け型HDD、外付け型ポータブルHDD、外付け型NASの合計55製品に及び、11月下旬より順次発売する。従来製品からの値上げ幅は、主なモデルで4,000円~7,000円前後。また、HDDを2台搭載するドライブステーション「HD-WLU3/R1」シリーズなどは、値上げ幅も大きくなっている。