連載コラム『年収350万円で200万円貯めた! 元会社員の節約術』は、若くしてお金を貯めるにはどうすればよいかについて、執筆者の美月小夜(みづきさよ)氏が自身の実体験に基づき、"究極の節約術"を伝授します。


「どうしてそんなにお金が貯められたの?」と聞かれたなら、それはやはり「お金を遣わずにできるだけ貯蓄に回したから」と答えます。ではどうやったらお金を遣わなくて済むのでしょうか?

  • 不要なものを買わない

  • 交友関係を広くしない

  • 家にあるもので済ます

  • もらえるものはもらう

これだと面白くもなんともない人生に思われそうですが、本人は意外と楽しんで生活をしていました。それまでは、「お金さえあれば…」といつも考えていたのですが、普段の生活の中では、「意外とお金ってそれほど必要ではない」ことに気づいたのです。上を見ればきりがないですが、上を見なければ不便なことも困ることもないのです。

第一に挙げた、「不要なものを買わない」を実践するには、ズバリ、「買い物へ行かない」ことが一番でした。買い物へ行くから買いたくなってしまうのです。そうすると、住むところが重要になります。

私が住んでいた街は、大きな駅のある街ではなく、各駅停車が止まるようなこぢんまりとしたベッドタウンでした。駅前のショッピング施設が充実していない! ので、仕事帰りに寄り道をせずにさっさと家に帰ることができました。さらに、商店街もなかったので、お弁当やお総菜を買って帰ったりすることもありませんでした。

ショッピング施設、商店街、どちらも本当は好きなのですが、だからといって、わざわざ休日の混んでいる時に、ターミナル駅のショッピング施設に足を運ぶのは疲れると思ったのです。当時の住まいは駅からの距離もいくらかあったので、そもそも駅に行くのが面倒でした。

大きな商業施設に行かないという命題はこれでクリアですが、私が日々警戒していたのは、コンビニ、100円ショップ、スーパー、ドラッグストアでした。日常生活の中で密接な関係のあるこれらのお店は、できるだけ素通りするに限ります。なぜなら1度でも入ったら最後、"お得ハンター"の血が騒いで、なかなか出ることができなくなるからです。

私が実践していたのは、もし入ってしまったとしても冷静になれるように、できるだけお財布に入れておく金額を2000円くらいに抑えることでした。そうすれば、それほど気が大きくなることもありません。予算の袋を持っていなかった場合は、予算の残金を思い出してその予算内で買うようにすると、「買いすぎ」が防げます。そしてレジに行く前には、「本当に必要かどうか」をよく考えるようにします。「家にあるもので済ませられないか?」をきちんと考えるようにすると、実は必要ではないことに気づいたりします。

スーパーへ行った時は、ついお菓子などを買いたくなりますが、1つ150円のお菓子ならキャベツ1玉が買えることを思い出します。「お菓子ならお腹いっぱいにならないけど、キャベツなら1回では食べきれないから、キャベツを買っていろいろな料理に使い回した方がお得よね」などと考えながら買い物をすると、自分自身が納得して買い物ができるので、ストレスも少なく、むしろ賢いお買い物ができたと満足感が高いものになります。

節約は、いろいろ考えたり、いろんな気付きがあったりするので、やっているうちにすごく楽しくなります。だから続くのです。

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