【レビュー】

オンキヨーのスマホ「GRANBEAT」- スマホ性能と音質、どちらも検証した

1 まずはスマホとしての性能をチェック

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鼓動で大きく心を突き動かすという意味の造語「GRANBEAT」を愛称とする、オンキヨーのSIMフリースマートフォン「DP-CMX1」がついに国内発表された。発売は2月末の予定だが、最終開発版を試用する機会に恵まれたため、ファーストインプレッションをお伝えしたい。

GRANBEAT DP-CMX1。背面にボリュームダイヤルを配置

「GRANBEAT」ことDP-CMX1は、昨年発売のハイレゾDAP「DP-X1A」をベースとしたスマートフォン。基本設計はDP-X1Aを踏襲するが、SIMを搭載することでセルラー回線を利用した通話やデータ通信が可能になった。しかもSIMスロットは2基でデュアルSIM/デュアルスタンバイ(DSDS)をサポート、2枚のSIMで同時待ち受け可能という格安SIMユーザにはうれしい仕様だ。

右側面にはSIMスロットとmicroSDスロットを配置

DP-CMX1のSIMスロットは本体右側面にある。microSDカードスロットもそこに用意されているため、SIMはともかくmicroSDを交換するときにも安全ピンは欠かせない。デュアルSIMスロットとmicroSDを同時利用できるスマートフォンは少なく、その点は大きなアドバンテージだが、microSDの交換に手間取る仕様はやや惜しい。

DSDS対応端末の多くは、SIMスロットにmicroSDを格納するデザインだが、本機ではmicroSDが独立している

通信機能をひととおり試してみたが、SIMについてはドコモ系MVNOは問題なし(nuroモバイルのSIMで確認)。通話/データ通信で優先的に使うSIMの切り替えも、「設定」アプリからかんたんに実行できた。ただし、発表会のとき入手した情報どおり、au系SIMはデータ通信/通話とも利用できなかった(auのSIMで確認)。SIMスロット1は4G/3G、SIMスロット2は3Gのみ対応という点も認識しておきたい。キャリアアグリゲーションによる高速通信やVoLTEには対応しないことも、スマートフォンとしての性能を最優先する向きには気になるところだろう。

Android OSは6.0 Marshmallowで、最新スマートフォンの多くが搭載している7.0 Nougatのひとつ前ということになるが(アップデート計画は未発表)、レイテンシの短縮などオーディオ分野の基礎部分の強化は6.0のときひと段落していることもあり、"音"という点ではそれほどこだわる部分でもない。

優先するSIMカードは設定画面でかんたんに変更できる

SoCには6コア(1.8GHz+1.4GHz)の「Snapdragon 650(MSM8956)」を搭載、3GBという大容量RAMを搭載することもあり、レスポンスは良好。内蔵メモリがDP-X1Aの64GBから128GB(システム領域含む)に倍増したことも含めれば、ミュージックプレイヤーとしての操作性や使い勝手はよいといえる。内蔵バッテリーは3,000mAhとDP-X1Aの約2倍、Qualcommの急速充電規格「Quick Charge 3.0」をサポートしたことと、使い勝手に直結するバッテリー周りの仕様を充実させたこともポイントだ。

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インデックス

目次
(1) まずはスマホとしての性能をチェック
(2) 電磁ノイズ対策の効果は
(3) どんな人に向いている?
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