TBSテレビのシンボルマークには、携帯電話に足が生えたような不思議なキャラクターが描かれています。あのキャラクターは何なのでしょうか。また、どのような経緯で誕生したのでしょうか。株式会社TBSテレビ 総務局広報部の内山真理子さんにお話を伺いました。
ロゴは8,906点の視聴者公募から選ばれた
――TBSのロゴにはアンテナを立てたみたいな不思議なキャラクターが描かれていますが、これは何なのでしょうか?
弊社では分社化がスタートした2000年から、現在のシンボルマークを使用しています。このロゴは、視聴者の方からデザインを募集し、決定したものです。
――公募されたのですか。
はい。応募総数8,906点のなかから大内正彦さんの作品が採用されました。
愛称は「ジ~ン」!
――どういうコンセプトのシンボルマークなのでしょうか?
このマークは漢字の「人」をモチーフにしています。「受け手も人」、「送り手も人」という、メディアのありようを示しています。愛称は「ジ~ン」といいます。
――このシンボルマークには名前もついているのですか!
はい。感動の意味を込めて「ジ~ン」です。
――下の"TBS"という文字についても教えて下さい。
TBSの書体は、創立当初から幾度か変更を繰り返しており、現在のロゴになったのは1994年です。
――確か以前は、針金細工といいますか、ネオン管といいますか、筆記体みたいな書体のロゴでしたよね。
そうですね。現在の放送センター完成を前に、新しいロゴを採用しました。指定書体は「タイムズニューローマンボールド」です。
――ありがとうございました。
鮮烈な赤をバックに白いキャラクター、下にはかっちりとした書体と、とても印象的なTBSのマーク。上のシンボルマークは人を表したもので、しかも愛称があったとは!
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(高橋モータース@dcp)