アルミ素材を利用したシャーシをはじめ、独特なヒンジ形状やディスプレイの開き方など、外観デザインは上位モデルにあたる「XPS 15z」と共通のものになっている。アルマイト加工が施された天板は、アルミのシルバーを生かしつつ、光沢感が抑えられたシックな印象。汚れがつきにくい点もうれしい。
一方、キーボード面はグレーを基調としたメタリックな質感のデザインだ。キーボードにはアイソレーションキーボードを採用しており、感光タイプのバックライトを装備。薄暗い場所でも問題なくタイピングできる。また、スリム設計のディスプレイは、全面ガラス加工でスタイリッシュ。グレアコートが施されており、メリハリの利いた映像が表示されており、動画の視聴などにも最適。上部には130万画素のWebカメラも内蔵され、ビデオチャットなども手軽に利用できる。
インタフェースは基本的に背面に集約した設計で、USB 3.0とUSB 2.0を1ポートずつ備えたほか、HDMI 1.4とMini DisplayPortの映像出力、有線LANポートを装備。無線通信機能も、IEEE802.11a/b/g/n対応の無線LANにBluetooth 3.0、インテル ワイヤレス・ディスプレイ2.0対応とフルコースだ。また、左側面には、SDメモリーカードやメモリースティックなどに対応したメモリーカードスロットを用意している。