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「通話時間は減らしたくないけど、携帯料金は少しでも安くしたい」。そんな方のために各社の料金プラン、割引サービスを紹介します。メールのやり取りがめちゃくちゃ多い、パケット代が高い、彼氏、彼女との電話代がかさんでしまう。ドコモ、au、ソフトバンク会社ごとに、こうした悩みを解決します。第3回はソフトバンク編です。

料金プランは2つ。通話料1,000円以上ならダブルホワイトプランを利用

あまり知られていませんが、ソフトバンクの料金プランは、「ホワイトプラン」のほかに「ゴールドプラン」や「オレンジプラン」などもあります。しかし、ここではほとんどの人が使っている、月々980円の「ホワイトプラン」に限定して解説を進めます。

「ホワイトプラン」はシンプルです。ソフトバンクのケータイ同士であればメール24時間無料、通話も夜中1時から21時は無料。それ以外の時間および他社ケータイとの通話が30秒21円となります。通話オプションも、「ダブルホワイトプラン」に入るかどうか。

他社ケータイや、21時から夜中1時までのソフトバンクへの通話料金が多いなら、月額980円を追加し、ダブルホワイトに入って、通話料を半額にしましょう。この目安は、他社および夜の通話が月2時間以上かどうかです。簡単な見分け方は、通話明細を見て、通話料が1,000円以上かどうか。多くの月で1,000円以上なら、ダブルホワイトに入るべきでしょう。

動画やゲームを楽しむなら、パケット定額は必須

ソフトバンクのパケット割引サービスには「パケットし放題」と「パケットし放題S」の2つがあります。パケットし放題は定額料1,029円からで、1万2,250パケットを超えると、使った分だけ1パケット0.084円ずつ料金が加算されて、上限が4,410円。Sは3,720パケットまで定額料390円で、上限は同じ4,410円です。

どちらにも契約しない場合のパケット代は0.21円 / パケットと、定額サービスで使う場合の2倍以上。約2,000パケットで400円を超えます。これは100Kバイトの写真画像を3~4通送るくらいのもの。画像付きメールを送受信したり、画像が多いサイトを閲覧したりするとすぐに超えてしまいます。料金明細を見て、月々のパケット代が普段から390円を超える場合はまずは「パケットし放題S」に、1,030円以上なら「パケットし放題」に入るのがいいでしょう。

なお、人気のiPhoneは、この2つとは別にパソコン用サイトが見られる「パケットし放題フル」となり、定額料1029円からで、上限が5,985円です。ただし、2010年1月31日までは上限額が4,410円と割安で使えます。

家族やソフトバンクのIP電話との通話が定額料なしで24時間無料に

家族がソフトバンクケータイを使っているなら、迷わず「ホワイト家族24」を申し込みましょう。登録した家族同士の国内通話が、1時~21時だけででなく、24時間無料になります。定額料もかかりませんし、離れて住んでいる家族同士でも申し込みできます。

また、ソフトバンクグループが提供するYahoo!BBのBBフォンなどのIP電話との通話が無料になる「ホワイトコール24」もあります。対象となるIP電話を使っているユーザーは400万世帯以上。こちらも定額料はかからないので、申し込んで損はありません。友人や取引先の固定電話がBBフォンだったという場合に、コツコツ節約してくれます。

パソコンをメールとインターネットでしかしないという人は思い切って、iPhoneユーザーになって、自宅のパソコンからのインターネット接続をやめてしまう手も。最近はこの選択をする人が増えています。これなら、ADSLや光回線の利用料、プロバイダ料など月々数千円を浮かすことができるのです。

ケータイで楽しめる無料コンテンツが豊富。豪華プレゼントも

動画視聴やゲームなどのコンテンツをオトクに利用できるサービスも充実しています。例えば、37の番組が用意されている「選べるかんたん動画」。2番組までは無料で見ることができます。送られてきたメールをクリックするだけで動画が見られるサービスで、人気の「S-1バトル」もしっかり入っています。

また、ニュースや占い、お笑い、ゲーム、乗換案内といった月額5,000円相当の27個の人気サイトを月額315円で使える「コンテンツ得パック」も提供。同じような有料サイトを契約している人は、「コンテンツ得パック」に乗り換えられないかチェックしてみましょう。ほかにも、無料で着メロやゲーム、電子書籍、デコメ素材などをダウンロードできるサイトがあります。

意外と知られていないのが、ユーザーへのプレゼントサービスです。ソフトバンクケータイから応募するだけで、数万円相当の商品や商品券が抽選で当たるキャンペーンを毎月、それも複数実施しています。応募方法も電話やサイトへのアクセスで済むものばかり。まだ応募していない人は、さっそくソフトバンクのサイトをチェックしてみましょう。