季節は真夏に向かって、連日30℃近くの気温が続いていますが、ここにきて買ってまだ半年くらいしか経っていないエアコンの調子が悪いようで、この原稿もエアコンなしで書いています(先週はエアコン除湿全快モードだったのに)。なぜか昨夜、リビングの床がエアコンからの大量の水滴でびしょびしょに。今朝、メーカーに問い合わせたところ、「フィルターは汚れたりしていませんか?」みたいなことを聞かれたわけですが、「え~、だって自動お掃除機能が付いているタイプですよ?」と思わず突っ込んでしまいました。

私はエアコンなどのフィルター掃除が苦手で、ほおっておいてしまうタイプ(まあ、得意な人もあまりいないと思いますが)。それならば! と少し値段は高めでしたが、自動お掃除機能が付いているタイプのエアコンを購入しました。これでフィルターの掃除は免れ、「やっぱ最新の家電ってイイわ~♪」なんて言っていた矢先でした。仕方ないので、引っ越してから使用していなかった扇風機を引っ張り出し、風を感じています。な~んだ、まだ扇風機でもイケるじゃん(笑)。

メーカー修理の方が来るまで4日間あるので、どうぞほどほどの気温でありますように☆ ちなみに寝室には未だエアコンは付いておらず、まだこの寝室で夏を過ごしたことがないので、どこまでいけるかただいま研究中。喉のためにも夜はできるだけエアコンなどを使用したくないからですね。

それにしてもです、物心ついたころから家にはエアコンがある時代に生まれ、これが当たり前できちゃっていますが、エアコンのない時代はどう涼しんでいたのでしょうか? だから気持ちだけでも涼しくいようと、風鈴などといった風情のあるものが日常に溢れていたのですな。いま住んでいるマンションは駅近で電車の音なども聞こえるので、窓を閉めていることも多いです。扇風機で風鈴を揺らしてみようかな(笑)。

さて、今週は前回のコラムでも書いたレコーディングへ行ってきました♪ 毎回書いていますが、な~んでレコーディングはあんなに楽しいのでしょうか。歌い始めたころはスタジオへ行くのが緊張だったり、失敗したら恥ずかしいとか、怖いなんて思っていましたが、歳月を重ねていくうちに「歌える幸せ」を感じることのほうがずっと多くなりました。今回は、ライブでいつもギターを弾いてくれているギターリストの大澤さんと作曲した歌をレコーディング。ここ最近作曲した作品は、大澤さんと共作しているものが多いのですが、その中でもせつない失恋後の時が少し経過して振り返っているような作品を歌いました。

曲を作るようになって、しばらくは"絶望的な失恋ソング"を書くことが圧倒的に多かった私ですが、だんだんそれもまろやかになり、刺々しい歌よりも、もう少し優しくなれるような曲だったり、詞だったり歌い方になってきているなと思います。あまりにも傷すぎる歌は今歌ったら疲れそう(笑)。

私の心境も変わってきたし、もしかしたら今の世の中がもっと違う、少しでもハッピーに最終的には感じられるようなもののほうが望まれているような気もします。悲しさや傷み、せつなさはいつの時代もあるし、つらい出来事は生きていれば出会う。だから、それをさらに刺々しくしなくてもいいのかな。これから書く歌は「つらい出来事を感じることが時として多いんだから、疲れない歌」を歌いたいなと。

んー、言葉で書くともっと違う表現の仕方があると思うんですけど。こればっかりは作品を聴いて感じてもらうよりほかにないですね☆ 今回の歌も詳細が決まったら、すぐお伝えしますね。では、また次週お会いしましょう♪
See you soon love xx.

ギターリストの大澤さんとエンジニアのイチローさんのRECスタジオにて、後ろ姿。大澤さん、わざとっぽくないですか?(笑)

歌ってきました♪ 歌うたびにリフレッシュするのです