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ある日突然タッチ対応ディスプレイに触っても応答しなくなったときは、「HID準拠タッチスクリーン」が有効か確認しよう。

「HID準拠タッチスクリーン」が有効か確認する

2-in-1 PCに限らずノートPCもその多くが、ディスプレイにタッチすることで操作できる、タッチスクリーンを備えている。指で画面を触って操作するスマートフォンやタブレットがメインデバイスとなった今となっては、欠かせない機能と感じる方も少なくないだろう。

だが、ある日ディスプレイに指で触れても反応がなかった場合、どこをチェックすればいいだろうか。壊れたのかもしれない、と悲しむ前に確認したいポイントがひとつある。Windows 10のタッチスクリーンは、「HID準拠タッチスクリーン」デバイスで成り立っており、こちらのデバイスが無効になると、ディスプレイを触れても応答しなくなる。

  • 「Win」+「R」キーを押して「ファイル名を指定して実行」を起動し、テキストボックスに「devmgmt.msc」と入力して「OK」ボタンをクリック/タップする

  • 「ヒューマンインターフェイスデバイス」を展開し、「HID準拠タッチスクリーン」をダブルクリック/タップする

下記に示した手順でHID準拠タッチスクリーンを有効にできるが、無効ではなくエラーの場合は、PCベンダーのWebサイトなどからデバイスドライバーを再インストールするか、「ドライバー」タブに並ぶ「ドライバーの更新」からデバイスドライバーのアップデートを試してほしい。ちなみにSurfaceシリーズの場合はこちらからダウンロード可能だ。

  • 「デバイスを有効にする」ボタンをクリック/タップする

  • 「次へ」ボタンをクリック/タップする

  • 「完了」ボタンをクリック/タップする

  • 「閉じる」ボタンをクリック/タップし、タッチスクリーンが有効か確認する

阿久津良和(Cactus)