子育て本に興味はあるけど、家事に育児に忙しくて読む暇がない……。そんなママ・パパたちに向けて、連載『幼子マンガ』の著者・栗生ゑゐこさんがイラストを担当した子育て指南書が発売されました。

その名も、『忙しいママでもイラストでわかる! ウチの子の才能がグングン伸びる0歳から10歳までの子育て習慣』。日本キッズコーチング協会の理事長を務める竹内エリカ先生が監修されています。

この連載では、"10歳までに始めたい子育て習慣"について、栗生さんのイラストと本の内容の一部をご紹介。2回目は「泣かせっぱなしにして泣きやむ力を育てると、よく寝る子に育つ」です。

自分で眠るトレーニングをさせてみよう

最新の研究によれば「生後6カ月くらいからは自分で眠るトレーニングをさせてみるのが大切である」ということが分かっているそう。ママと同室ではなく、独立した部屋で寝かせ、もし夜中に泣いたとしてもすぐに手を出さないで待ってみることで、睡眠に問題を抱える赤ちゃんを減らせる場合が多くあるといいます。

赤ちゃんが泣いても数分待ってみることから始めて

竹内先生によると「初めは心苦しいかもしれませんが、最初は数分待ってから1分程度あやし、3分放っておきます。次は5分、その次は10分……と、少しずつ赤ちゃんをひとりにする時間を伸ばしていく方法が有効です」とのこと。一度始めたらできるだけ続けてみることで、赤ちゃんのクセづけも期待できるそうです。

赤ちゃんが泣いたら構ってあげるのが親の愛情と思っていましたが、小さいうちから子どもの自立を促すのも親の大切な役割なんですね。

『忙しいママでもイラストでわかる!
 ウチの子の才能がグングン伸びる0歳から10歳までの子育て習慣』
(監修:竹内エリカ、著者:トキオ・ナレッジ/SDP/税別1,400円)

料理、洗濯、掃除、買い物、仕事、そして子育て――。ぜ~んぶこなすママだから、子育て本を"読む"時間がないのがリアルです。けれども「世界一可愛いウチの子を、世界一素敵な子に育てたい……」という想いはいつだってママたちの一番の願いのはず。
そんな願いを叶えるのが本書です。時間のないママでもペラペラとめくってイラストを"見る"だけで、すぐに実践できる「声かけ&接し方」のコツが満載! 0歳から10歳までに実践したい子育て習慣を年齢別に紹介しています。科学的データが豊富なのはもちろんのこと、監修は15,000人以上の子どもを見てきたキッズコーチングのスペシャリスト、竹内エリカ先生。きっとママの不安を吹き飛ばしてくれることでしょう。
子どもの未来の選択肢が広がる! 親子の絆も深まる! そんな究極の子育て指南書です。