シンプル構成のパソコン工房限定マザー

MSIの「PRO H610M-S DDR4」は、Intel H610チップセットを搭載するオフィス用途向けのmicroATXマザーボードだ。メモリはDDR4に対応。M.2は1スロットのみ、映像出力はHDMIのみと、基板は非常にシンプルな構成だが、コスパを重視する場合に良いだろう。パソコン工房限定モデルとなっており、同ショップでの価格は8,980円。

  • MSIの「PRO H610M-S DDR4」。電源周りなど、基板はシンプルな構成だ

    MSIの「PRO H610M-S DDR4」。電源周りなど、基板はシンプルな構成だ

  • 背面のインタフェースも非常にシンプル。LANはRealtek GbEを搭載する

ロープロ仕様のRadeon RX 550カード

ASRockの「RX550 LP 4G」は、ロープロ対応のRadeon RX 550グラフィックスカードだ。2スロット厚、デュアルファンのクーラーを搭載。カード長は17cmとコンパクトで、スリムPCでの利用に適している。ケース内のエアフローを改善したい場合にも良いだろう。映像出力は、DisplayPortとHDMIの2つ。価格は13,000円前後だ。

  • ASRockの「RX550 LP 4G」。標準でロープロブラケットが装着されている

  • カードは2スロットを占有。映像出力は、DisplayPortとHDMIが1ポートずつだ

オンライン限定のGeForce RTX 40 SUPER

Inno3Dから、GeForce RTX 40 SUPER搭載グラフィックスカードのOCモデルが登場した。「GeForce RTX 4070 Ti SUPER X3 OC」と「GeForce RTX 4070 SUPER X3 OC」の2モデルで、どちらも2スロット厚、トリプルファンのクーラーを搭載する。ELSAのオンライン販売限定モデルとなっており、価格はそれぞれ、132,550円と101,200円。

  • Inno3Dの「GeForce RTX 4070 Ti SUPER X3 OC」。両モデルとも外観は同じだ

  • カード長は297mm。クーラーは2スロット厚で、ヒートパイプを7本内蔵する

裏配線済みで初心者にも簡単なPCケース

FSPというと電源メーカーとして知られているが、そんな同社からフルタワーケース「CUT593P」が発売された。ユニークなのは、ATX 24ピンとCPU 8ピンの電源ケーブルが、マザーボードトレイ裏面に配線済みなこと。面倒な配線が不要なのは、いかにも電源メーカーらしい配慮だ。カラーはブラックとホワイトの2種類で、価格は23,000円前後。

  • FSPの「CUT593P」。「FSP製のPCケース」という理由だけで買う人も出そう

  • 右側面もガラスパネルになっており、綺麗にまとまった裏配線を堪能できる

両サイドには、強化ガラスパネルを搭載。フロントは2種類のパネルが付属しており、メッシュ風の細かいパンチングと、大きめな六角形のパンチングから、好きな方を選ぶことができる。フロントは14cmのARGBファンをトリプル搭載しており、高い冷却性能も期待できそうだ(そのほかリアにも14cm ARGBファンが付属)。

安価なピラーレスケースがAntecから

Antecの「Constellation C3 ARGB」は、フロントと左サイドにピラーレス仕様の強化ガラスパネルを搭載したミドルタワーケースだ。冷却性能が高く、サイドには逆回転の12cmファンをトリプル搭載。トップとサイドには、36cmラジエータの設置も可能だ。カラーはブラックとホワイトを用意。価格は15,000円前後と、お買い得感がある。

  • Antecの「Constellation C3 ARGB」。フロントはやや特徴的な形をしている

  • 安価ながら4つのARGBファンを標準搭載。付属コントローラで制御が可能だ

持ち運べるコンパクトなmicroATXケース

JONSPLUSの「Z20」は、着脱可能なハンドルが付いたmicroATXケース。容量20Lというコンパクトな本体ながら、24cmのラジエータ、デュアルタワーのCPUクーラー、363mmのグラフィックスカードなどを搭載可能という、拡張性の高さを備える。電源はATXサイズに対応。カラーはホワイトで、オリオスペックでの価格は16,800円だ。

  • JONSPLUSの「Z20 Tempered Glass Version White」。電源は前方に搭載する

  • システム例。コンパクトながら、デュアルタワーのCPUクーラーも搭載可能だ

作動点を切り替えられる高速キーボード

NZXTの「Function 2 MiniTKL」は、テンキーレスのゲーミングキーボード。同社の「Swift」光学スイッチを採用しており、アクチュエーションポイントを1mmと1.5mmから自由に設定可能だ。本体は航空宇宙グレードのアルミ合金を使用。2層の消音材により、静音性も向上している。カラーはブラックとホワイトで、価格は23,500円前後。

  • NZXTの「Function 2 MiniTKL」。各キーにはバックライトLEDを搭載する

  • 押下圧が異なる2種類の交換用キースイッチ(35g/45g)が4個ずつ付属する

また、ゲーミングマウス「Lift 2 Ergo」「同 Symm」も新発売だ。Ergoはかぶせ持ちに適したエルゴノミックデザイン、Symmはつかみ持ち/つまみ持ちに適した左右対称シメトリカルデザイン。1億回のクリックに耐える光学式スイッチにより、高速な応答性と高い耐久性を実現した。カラーはブラック/ホワイトで、価格は9,500円前後。

  • 「Lift 2 Ergo」。重量は60gで、センサーは光学式のPixArt PMW3395を搭載

  • こちらは「Lift 2 Symm」。重量(58g)以外のスペックは、Ergoと共通だ

Core i7-14700K等が当たるキャンペーン

ドスパラのキャンペーン「新生活スタートダッシュ応援祭」が開催中。これは、4,000円以上の買い物により、抽選でIntel Core i7-14700K(3名)や、Palit GeForce RTX 4060 Ti JetStream 16GB(3名)などが当たるというものだ。エントリーの締切は4月22日。景品や申し込み方法など、詳しくはショップのサイトを参照して欲しい。

ドスパラ「新生活スタートダッシュ応援祭」
https://www.dospara.co.jp/event/newlife-startdash2024.html

  • ドスパラの「新生活スタートダッシュ応援祭」キャンペーン