一畑電車は、ダイヤ改正を4月1日に実施すると発表した。平日ダイヤ・休日タイヤともに日中時間帯の列車始発時刻をパターン化するほか、川跡駅での乗換え(出雲大社前方面)を改善する。

  • 一畑電車が4月1日にダイヤ改正を実施

列車始発時間のパターン化は平日ダイヤ・休日ダイヤの10~16時台を対象に実施。これにより、曜日を問わず電鉄出雲市駅は毎時25分発、松江しんじ湖温泉駅は毎時15分発、出雲大社前駅は毎時20分発に変更される。平日ダイヤ・休日ダイヤの最終列車も変更があり、平日ダイヤは現行の発時刻より12~17分繰下げ、休日ダイヤは現行の発時刻より10分繰下げとなる。

平日ダイヤにおいて、朝の特急「スーパーライナー」(電鉄出雲市7時15分発、松江しんじ湖温泉行)を現行の2両編成から3両編成に増車するとともに、停車駅を減らして運行時間を短縮する。19時以降は、電鉄出雲市駅と松江しんじ湖温泉駅、その他各駅で出発待ち時間を短縮。現在、最大70分ある列車発時間隔を最大43分にする。雲州平田地区周辺および大社線沿線在住者の利便を図り、電鉄出雲市発雲州平田行の列車と、この列車に接続する大社線の列車を22時台に2本運行する。

休日ダイヤにおいて、観光客の利用実態に合わせ、日中時間帯に実施している松江しんじ湖温泉~出雲大社前間の直通運転を見直し、電鉄出雲市~出雲大社前間の直通運転に変更。現行ダイヤで生じている川跡駅での乗換えによるホーム上の混雑緩和と、接続列車乗り間違いの防止・解消を図る。