「潜在意識アカデミー」を運営するワンネスはこのほど、「生きづらさ」に関する実態調査の結果を発表した。調査対象は10~70代の個人、有効回答は343人。

  • 生きづらさを感じているか?

まず、生きづらさを感じることがあるか聞くと、「頻繁に感じる」(16%)と「たまに感じる」(36%)の合計は52%と、約2人に1人以上が生きづらさを実感していることが判明。生きづらさを実感する場所については、1位「職場」(39.4%)、2位「家庭環境」(34.9%)、3位「社会全般」(12.6%)と続いた。

次に、「素の自分」と「学校の自分、職場の自分、SNSの自分」など「他の場所での自分」は、まったく同じか尋ねたところ、約3人に1人の36%がキャラを変えて振る舞っていると回答。使い分けている場所については、「Twitter(X)」が39.3%、「LINE」が21.4%、「TikTok」が14.3%と続いた。

  • 職場・SNSでの人格は同じか?

職場やSNSなどで人格を変えていると、自分の感情がわからなくなり、「本当の自分を知りたい(ある+たまにある)」と感じている人は27%。特に20~30代の女性では49%が「本当の自分を知りたい」と考えていることがわかった。

  • 本当の自分を知りたい?

本当の自分を知るために、実施した項目については、1位「本やネットで情報を集める」(35%)、2位「現実逃避する(遊ぶ、会食、漫画、ゲーム、ドラマ、映画、寝る、何もしない)」(30%)、3位「自己啓発に取り組む(セミナー、ワークショップ、リトリート、コーチングなど)」(27%)との順に。

同調査では、自己理解を深める活動「自己活」を実践する動きが、若い女性を中心に広まってきていると分析している。

  • どんな解決策をとっているか?