JR東日本長野支社は、2023年3月18日に実施するダイヤ改正で、塩尻・松本~長野間に臨時特急列車を新設すると発表した。通勤に便利な時間帯に設定し、朝の下り1本(塩尻発長野行)、夜間の上り1本(長野発松本行)を運転予定としている。

  • E353系の付属編成(3両編成)を使用した臨時特急列車を新設。塩尻・松本~長野間で運転される

篠ノ井線・信越本線に新設される臨時特急列車はE353系3両編成を使用する。下り列車は塩尻駅を7時37分に発車し、途中の松本駅、明科駅、篠ノ井駅に停車して長野駅に8時59分に到着。上り列車は長野駅を20時47分に発車し、途中の篠ノ井駅、明科駅に停車して松本駅に21時49分に到着する。運転日については決まり次第、別途発表するとのこと。

ダイヤ改正に合わせ、新設の臨時特急列車や特急「しなの」を利用できる「篠ノ井線特急料金回数券」を発売。設定区間は塩尻~長野間とされ、同区間を走る特急列車(特急「あずさ」は除く)の自由席を利用できる。4枚セットで販売額は2,800円。有効期間は1カ月。利用の際、乗車券が別途必要になる。なお、「篠ノ井線特急料金回数券」の発売にともない、「信州しなの料金回数券」は2023年3月17日をもって販売を終了する。