近畿日本鉄道は、山田線・鳥羽線・志摩線で自転車をそのまま車内に持ち込めるサイクルトレインを9月3日から通年実施すると発表した。

  • 近鉄が松阪・五十鈴川~賢島間でサイクルトレインを本格実施

同社は今年4月、松阪~賢島間でサイクルトレインを期間限定で実施した。本格実施となる9月3日以降、多客期を除き、いつでも自転車をそのまま車内に持ち込むことができ、降車後すぐに自転車で移動できるようになる。

平日の利用区間は鳥羽線・志摩線の五十鈴川~賢島間、土休日の利用区間は山田線・鳥羽線・志摩線の松阪~賢島間。平日は上下計21本、土休日は上下計44本で実施され、各方面とも前から2両目をサイクルトレインの対象車両とする。

  • サイクルトレイン実施イメージ

  • サイクルトレインに掲出するヘッドマーク

追加料金は不要とされ、事前の予約も不要。列車内で自転車の転倒を防止するため、持参したゴムひも等で吊り革・手すりなどに固定する必要がある。