京成電鉄は、京成沿線にある成田山新勝寺や柴又帝釈天などへの参詣等で利用者が増加する年末年始に臨時ダイヤで運転を行うと発表した。大みそかの終夜運転も実施し、「スカイライナー」車両(AE形)にヘッドマークを掲出した「シティライナー(成田山開運号)」の臨時運転も行う。

  • 京成電鉄が大みそかの終夜運転を実施。押上~京成金町間折返し運転の列車も設定される

京成電鉄の終夜運転は、大みそかの夜から元日の朝にかけて京成本線(京成上野~京成成田間)と押上線、金町線で実施。金町線の柴又駅に停車する列車に関して、京成高砂駅で乗換えなしの押上~京成金町間折返し運転を行う。1月1~3日の日中時間帯、成田山新勝寺最寄りの京成成田駅、柴又帝釈天最寄りの柴又駅へ発着する列車を増発する。

増発区間と本数について、京成高砂~京成金町間で普通を上下各12本増発、京成臼井~京成成田間で普通を下り7本・上り6本増発するとのこと。京成臼井~京成成田間の増発列車は、京成上野~京成臼井間の普通を京成成田駅発着として運転区間を延長する。

  • 「シティライナー(成田山開運号)」イメージ

  • ヘッドマークデザインイメージ

「シティライナー(成田山開運号)」は大晦日の終夜運転時と1月中の土曜・休日ダイヤ実施日、各日上下1本ずつ臨時運転。この列車は成田山新勝寺への参詣列車として運転される。京成本線経由で京成上野~京成成田間を結び、途中停車駅は日暮里駅、青砥駅、京成船橋駅。「スカイライナー」車両AE形にヘッドマークを掲出し、全席指定で特急料金は大人970円(京成船橋~京成成田間は520円)・小人490円(京成船橋~京成成田間は260円)となる。