Amazonで「置き配」を設定するには
Amazonでは「置き配指定サービス」を提供しています。商品の受け取り方法を「置き配」にすると在宅・不在に関わらず、配達員が対面で手渡しせず、玄関先などの指定場所に荷物を置きます。
商品の配送を「置き配」に設定するタイミングは、注文時、注文後、注文前(デフォルト)という3つがあります。それぞれの手順を説明しましょう。
注文時に「置き配」を指定する方法
Amazonで注文時(注文確定の前)に「置き配」を指定するには、以下の手順で行います。ここではAmazonアプリの画面で紹介していますが、モバイルサイトやPCサイトでも手順は同じです。
注文後に「置き配」に変更する方法(発送後)
Amazonで商品を注文した後に「やっぱり置き配に変更したい」という場合は、「注文履歴」から配送状況を確認しましょう。配送ステータスが「発送済み」または「配達中」であれば、置き配に変更することが可能です。
注文済みで「未発送」の場合の対処法
Amazonで注文した商品が「未発送」のステータスだと、「置き配」に変更できません。ステータスが「発送済み」または「配達中」になってから、前述した手順で「置き配」に変更しましょう。
急いで置き配に変更したい場合は、注文を一旦キャンセルして再注文するときに「置き配」を指定するという対処法があります。
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配送業者がヤマト運輸の場合
配送業者がヤマト運輸の場合、AmazonのアプリやWebサイトからは「置き配」に変更できません。荷物が発送された後にヤマト運輸のアプリやWebサイト、LINE公式アカウントを通じて「置き配」を指定しましょう。
まずは「クロネコメンバーズ」に登録済み、かつ「ヤマト運輸公式アプリ」をインストール済みのユーザーが「置き配」に変更する手順を説明します。
「クロネコメンバーズ」に登録済みだけど、ヤマト運輸公式アプリをインストールしていない場合は、通知メールからヤマト運輸公式サイトに移動して、受け取り方法を置き配に変更します。
ヤマト運輸のLINE公式アカウントを友だち登録している場合は、LINEアプリから置き配を指定できます。
「置き配」のデフォルト設定を変更する方法
Amazonが発送する荷物のデフォルトの配送方法は「玄関への置き配」となっています。別の置き場所に変更したり、対面配達に切り替える場合は、「配送指示(置き配合む)」「置き配指定」から切り替えが可能です。
注文時や注文後に置き配オプションを指定すると、それがデフォルト設定として保存されます。商品を注文する前にデフォルトの配送方法を変更する手順は以下の通りです。
Amazonの「置き配」を解除する方法
「置き配」は便利ですが、荒天時に商品が雨に濡れたり風で飛ばされたりする危険性もあります。ここでは「置き配」を解除して対面での受け取りに変更する方法を紹介します。
注文時、注文後どちらの場合も「置き配」の設定方法と同じ手順を進めて、置き配オプションに「置き配を利用しない」を指定すればOKです。置き配のデフォルト設定を解除することも可能です。
ただし、注文後に「未発送」の場合は「置き配」を解除できません。注文をキャンセルして再注文時に置き配を利用しないように設定するか、ステータスが「発送済み」または「配達中」になってから「置き配」を解除しましょう。
Amazonに「勝手に置き配」されて困っている場合も、「置き配を利用しない」設定にすることで対処できます。
注文時に「置き配」を解除する方法
注文後に「置き配」を解除する方法
デフォルト設定で「置き配」を解除する方法
置き配オプションに「設定なし」を選ぶとどうなる?
置き配オプションで「設定なし」を選ぶと、置き配にするか対面手渡しにするかはドライバーの判断に委ねることになります。置き配となる場合、商品の置き場所も同じく配達員任せになります。
なお、郵便受けに入る荷物は置き配の指定に関わらず郵便受けに投函されます。その場合、注文履歴のステータスに「ご注文商品を郵便受けに配達しました」と表示されるほか、同様の件名でメールが届きます。小さな荷物が置き配の指定場所にない場合は、郵便受けを確認してみましょう。
まとめ
「置き配」は不在時でも荷物を受け取れるため、配送時間にあわせて待機する必要がなく、再配達の手間がかかることもほぼありません。玄関のチャイムを鳴らされずに済むので、対面で応対しなくない人にはもちろん、在宅ワークが多い人や夜勤が多い人、子育て中の人などにもメリットがあります。
その一方で、高価な商品などは対面で受け取りたい人も多いでしょう。Amazonで置き配を指定するか解除するか、ニーズに合わせてうまく活用しましょう。