JR西日本とJR四国は、10~12月に実施される「四国デスティネーションキャンペーン」(四国DC)に合わせ、それぞれお得なきっぷを発売すると発表した。

  • 「土讃線アンパンマン列車」で運転される特急「南風」

JR西日本は、発地から四国自由周遊区間までの新幹線普通車指定席・特急列車普通車自由席の往復と、周遊区間内の自由席3日間乗り放題がセットになった「四国くるりきっぷ」を設定。発売期間は9月1日から12月26日まで。利用期間は10月1日から12月31日までの連続する3日間。JR西日本のネット予約「e5489」にて、利用日1カ月前の10時から3日前まで販売する。発売額は京都市内発1万8,000円、大阪市内発1万7,000円、神戸市内発1万6,000円、岡山発9,500円。

出発地から松山方面への往復きっぷ「松山・広島割引きっぷ」は、四国DC開催に合わせ、広島発・小倉発・博多発の設定を追加。往路は新幹線・呉線・高速船スーパージェット、復路は特急「しおかぜ」と新幹線の普通車指定席を利用できる。往路・復路は逆回り経由での利用も可能。広島側と松山側の自由周遊区間では、普通列車に自由に乗降りできる(広島発設定の自由周遊区間は松山側のみ)。利用期間は10月1日から12月31日までの連続する4日間。JR西日本のネット予約「e5489」にて、利用開始日1カ月前から前日まで販売する。発売額は1万500~1万7,500円。

  • 高徳線の特急「うずしお」

JR四国は、同社の全線と土佐くろしお鉄道全線の特急列車・普通列車の普通車自由席が四国DC期間中の3日間乗降り自由になる「四国DC満喫きっぷ」を1万円で発売。四国の旅アプリ「しこくるり」や、せとうち観光ナビ「setowa」のデジタルチケットは9,000円で販売される。販売期間は9月22日から12月26日まで。紙のきっぷはJR四国の駅の「みどりの窓口」や「みどりの券売機プラス」、ワープ支店、駅ワーププラザなどで販売する。

その他、フリー区間内のJR線の特急列車・普通列車の普通車自由席が四国DC期間中の3日間利用できる「setowa香川愛媛ワイドパス」(デジタルチケット限定で6,000円)、「香川・徳島フリーきっぷ」(6,000円)などを設定する。