TVS REGZAは、4K液晶テレビのスタンダードシリーズ「M550K」2製品を8月27日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭価格は65V型「65M550K」が18万7,000円前後、55V型「55M550K」が14万3,000円前後を見込む。
4K/3,840×2,160ドットの新開発4K液晶パネルと直下型LEDバックライト、映像エンジン「レグザエンジン ZR I(ゼットアールワン)」を搭載。OSにはAndroid TVを採用し、操作性を一新している。
既報の通り、7月20日に“リビングシアターモデル”「75M550K」(75V型)を先行発表しており、今回はサイズバリエーションとして65V型と55V型を追加したかたちだ。
■REGZA「M550Kシリーズ」の想定売価 / 発売日
- 75V型「75M550K」:25万3,000円前後 / 8月6日
- 65V型「65M550K」:18万7,000円前後 / 8月27日
- 55V型「55M550K」:14万3,000円前後 / 8月27日
高画質機能として、2021年発売のREGZAで導入している、“美肌”表現にこだわった「ナチュラル美肌トーン」を採用。視聴環境の明るさや色温度に合わせて画質を自動調整する「おまかせAIピクチャー ZR I」、放送波のさまざまなノイズを低減して高精細な映像を再現する「地デジAIビューティ ZR I」、ネット動画のコントラストや精細感を高める「ネット動画ビューティ ZR I」を装備。また、クラウド上にある番組やジャンルごとの映像調整パラメーターを利用し、高画質処理を行う「クラウドAI高画質テクノロジー」も備えている。
サウンド面ではDolby Atmosに対応。バスレフボックスに配置したフルレンジスピーカー2基と、重低音バズーカを総合出力40Wのマルチアンプで駆動し、パワフルで臨場感あふれるサウンドを再現する「重低音立体音響システム」を搭載している。
BS/CS4Kチューナー×2基、地上/BS/110度CSチューナー×3基を備え、番組録画に対応。別売の外付けHDD「タイムシフトマシンハードディスク」を組み合わせることで、全録機能を備えた“タイムシフトマシン”モデルに進化し、レグザリモコンひとつで快適操作ができるとする。
Android TVのインタフェースを採用し、操作性を強化。YouTube、ABEMA、Amazon Prime Video、hulu、U-NEXTといったネット動画再生に対応し、付属リモコンにこれらの配信サービス専用ダイレクトボタンを備える。さらに、好きなネット動画サービスを割り当てて直接起動したり、HDMI接続した外部機器を登録して一発で呼び出す「My. Choice」ボタンも同じエリアに搭載しており、2021年秋提供予定のソフトウェアアップデートで利用可能になるとのこと。
ゲーミング機能も強化し、ゲーム機の出力映像に合わせて自動的に最適な映像を再現する「オートゲームアジャスト」機能を搭載。また、1080p/120Hz入力時に0.83msの低遅延表示(パネルによる遅延を除く、映像処理による信号遅延)に対応する。
HDMI入力は4系統装備し、コンテンツに応じて画質優先/低遅延優先を自動で切り替える「ALLM」と、Dolby Atmos/DTS:Xなどのサラウンド音声の伝送も可能な「eARC」をサポートする。HDMI以外のインタフェースは、コンポジット映像入力とアナログ音声入力、光デジタル音声出力、ヘッドホン出力、Ethernet端子が各1系統。USB端子は3系統。