東武鉄道は7月22日から8月31日まで、東武線の通勤・通学で「PASMO定期券」を利用する人を対象に、定期区間外の運賃をポイントで全額還元する「定期区間外おでかけ社会実証」を実施する。

  • 「定期区間外おでかけ社会実証」告知ビジュアル

  • 新越谷~押上の通勤定期券を保有している場合のポイント還元例

還元を受けるには、東武グループ共通ポイント「TOBU POINT(トブポ)」のアプリ「トブポアプリ」にて、東武線の通勤・通学で使用する「PASMO定期券」(モバイルを含む)を登録し、キャンペーンサイトにエントリーする必要がある。条件を満たしてから「PASMO定期券」で定期区間外を利用すると、東武線乗車運賃相当額が10月末に「トブポ」で還元される。上限は3,000ポイントとなる。

東武鉄道は今回の社会実証について、「新しい生活様式においてテレワークやウェブ講義が拡大するなど、鉄道事業を取り巻く環境が変化する中で、定期券の保有に新たな付加価値を創造する施策を検討する目的で実施する」と説明。普段あまり乗ることがない定期区間外の鉄道利用を促進し、東武沿線各エリアへの誘客も図りたいとしている。