フィッシング対策協議会は4月22日、auをかたるフィッシングメールが出回っているとして注意を喚起した。

  • フィッシングメールの例(フィッシング対策協議会のWebサイトより)

フィッシングメールは主に「au IDアカウントがロックされました」「【au ID - KDDI】 アカウントが停止されました」などアカウントのロックを装った件名で届き、ロック解除をうたいフィッシングサイトへの誘導を図る。

2020年4月22日16時時点でフィッシングサイトは稼働中。フィッシング対策協議会はサイト閉鎖のための調査を依頼しているが、URLを変えるなどして類似のフィッシングサイトが公開される可能性があるため、注意喚起された。同協議会はau ID(電話番号 / メールアドレス、パスワード)や氏名、生年月日といった会員情報などを絶対に入力しないよう呼びかけている。

なお、ドコモやau、ソフトバンクでは、新型コロナウイルス感染症に関連した不審なメールが出回っていることにも注意を喚起。「お見舞金」や「助成金の配布」、「10万円の給付金申請」といったキーワードを使い、口座情報やカード番号などを盗み取ろうとするもので、各キャリアはメール内のURLにアクセスしないよう警告している。