京成電鉄は駅・車内で実施している新型コロナウイルス感染症の対策を公表した。駅構内や車両の消毒を定期的に行うとともに、必要に応じて回数を増やし、券売機や手すり・吊り革・手すり棒など乗客が触れる部分はとくに重点的に消毒しているという。

  • 吊り革消毒の様子

感染予防のため、全職員が手洗い・うがい・咳エチケットに取り組み、鉄道係員はマスクを着用して業務に当たっている。同社の通勤型車両については、係員が窓上部を開閉し、換気を行っている。

窓が開かない「スカイライナー」車両(「イブニングライナー」「モーニングライナー」含む)は車内換気装置を常時作動させ、車内の空気を入れ替えている。座席の肘掛けも消毒する。

  • 「スカイライナー」ドア手すり棒の消毒の様子

  • 「スカイライナー」肘掛けの消毒の様子

なお、京成電鉄では緊急事態宣言の発令にともなう運転時刻の短縮や運休などは行わず、通常ダイヤで運行するとのこと。4月11日から当分の間、「スカイライナー」の一部列車が青砥駅に停車する。