JR西日本は17日、「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」(2020年10~12月開催)に合わせて新たな観光列車を導入すると発表した。これにともない、現行の観光列車「瀬戸内マリンビュー」は運行を終了する。

  • 新たな観光列車の外観イメージ(画像提供:JR西日本)

    新たな観光列車の外観イメージ

新たな観光列車はキハ47形2両編成を使用。外観・内観イメージも公開され、車内において海側の車窓風景を展望できる座席も備えられている。外観は瀬戸内海の青、海岸線から見える波の白など、「せとうち」を表現したデザインに。2020年秋頃に導入し、山陽本線・呉線経由で宮島口駅から尾道駅までの運行を予定している。

JR西日本は「せとうちパレットプロジェクト」の一環で、広島県内各地域や岩国市、今治市、上島町、松山市、倉敷市と連携し、「せとうち広島デスティネーションキャンペーン」に向けたおもてなしの準備等を進めているという。新たな観光列車の導入により、地域との連携を通じて沿線の魅力のPRと地域活性化に一層取り組むとしている。

  • 新たな観光列車の内観イメージ

なお、新たな観光列車の詳細な発着駅・停車駅、現行の観光列車「瀬戸内マリンビュー」の運行終了日などについては今後、順次発表する予定とのこと。