東京メトロは27日、大みそかから元旦にかけて全線で終夜運転を実施すると発表した。東京メトロ千代田線北千住駅から小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅へ、臨時特急ロマンスカー「メトロニューイヤー号」も運転される。

  • 東京メトロは12月31日深夜から1月1日早朝にかけて、全線で終夜運転を実施する

12月29日から1月3日まで各線とも土曜日・休日ダイヤで運転。12月31日深夜から1月1日早朝にかけて全線で終夜運転を行う。銀座線は浅草~上野間約7分間隔、上野~渋谷間約15分間隔で終夜運転を実施。丸ノ内線は池袋~荻窪間・中野坂上~方南町間でそれぞれ約30分間隔の終夜運転を行い、1~2時台に池袋~銀座間の列車が2往復運転される。

日比谷線は北千住~中目黒間で約30分間隔の終夜運転を行い、東武スカイツリーラインとの直通運転は行わない。東西線も中野~西船橋間で約30分間隔の終夜運転を行い、JR線および東葉高速線との直通運転は行わない。千代田線は綾瀬~代々木上原間・北綾瀬~綾瀬間にてそれぞれ約30分間隔で終夜運転を実施し、JR線との直通運転は一部列車のみ、小田急線との直通運転は臨時特急ロマンスカー「メトロニューイヤー号」のみとなる。

  • 東京メトロ全線で行われる終夜運転の概要

有楽町線は和光市~新木場間、副都心線は小竹向原~渋谷間でそれぞれ約30分間隔の終夜運転を行い、ともに西武有楽町線・池袋線および東武東上線との直通運転は行わないという。副都心線と東急東横線・みなとみらい線との直通運転は実施される。

半蔵門線は渋谷~押上間で約30分間隔の終夜運転を行い、東急田園都市線とは一部列車で直通運転を行い、東武スカイツリーラインとの直通運転は行わない。南北線は目黒~赤羽岩淵間で約30分間隔の終夜運転を実施。埼玉高速線と直通運転を行い、東急目黒線との直通運転は行わない。

  • 臨時特急ロマンスカー「メトロニューイヤー号」は小田急ロマンスカー・MSE(60000形)で運転

  • 「メトロニューイヤー号」の停車駅・時刻

  • 「メトロニューイヤー号」の特急料金

1月1日早朝に運転される臨時特急ロマンスカー「メトロニューイヤー号」は小田急電鉄の特急ロマンスカー・MSE(60000形)を使用し、東京メトロ千代田線の北千住駅を3時59分に発車。千代田線内の大手町駅・霞ケ関駅・表参道駅に停車した後、小田急小田原線・江ノ島線へ直通し、片瀬江ノ島駅に5時32分に到着する。特急券は千代田線内のロマンスカー停車駅の特急券売機でも販売されるが、「東京メトロ線内では、特急券の予約の取り扱いはできませんのでご注意ください」とのこと。