JR北海道旭川支社は22日、稚内駅が12月26日に開駅90周年を迎えることを記念し、今年3月にデビューした「北海道の恵み」シリーズ車両のキハ40形「道北 流氷の恵み」を稚内駅で特別に一般公開すると発表した。一般公開終了後には、同車両が稚内駅から南稚内駅まで1往復運転される。

  • キハ40形「道北 流氷の恵み」の車体側面イメージ

キハ40形「道北 流氷の恵み」は、幻想的な流氷や雄大な道北の自然を表現したデザインの車両。ヘッドマークに「北海道150年ロゴ」が使用される。

一般公開は12月2日14時から約30分間、稚内駅ホームにて外観と車内を公開。参加するには、公開時間中に入場券または有効な乗車券類でホームに入る必要があり、見学者が多い場合はホーム等での安全確保のため、入場を制限する場合がある。一般公開終了後の運転では、上りが稚内駅14時40分頃発・南稚内駅14時45分頃着、下りが南稚内駅15時頃発・稚内駅15時5分頃着を予定している。すべて自由席となっており、乗車には当日有効な乗車券が必要(入場券では乗車できない)。

  • 「道北 流氷の恵み」ヘッドマークイメージ

なお、荒天または荒天が予想される場合や、列車の運休または遅延等が発生している場合には、一般公開ならびに運転が中止となる可能性がある。当日中止を決定した際には稚内駅で告知される。