TripAdvisorは4月12日、トリップアドバイザー上で旅行者に高く評価されたエアラインをランキング化した「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン 2017」を発表。エミレーツ航空が世界1位に、日本のベストエアラインにはJALが選ばれた。

世界1位はエミレーツ航空

「トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン」は2017年から新たに発表したアワードで、2016年2月からの1年間に世界中の旅行者からトリップアドバイザー上に投稿されたエアラインの口コミ数や評価をもとに、独自のアルゴリズムで集計したもの。世界のベストTop10エアラインランキングをはじめ、ヨーロッパ、北米、中東・アフリカ、アジア太平洋地域などのエリア別や、16の国や地域における人気のエアラインを発表している。

世界のベストエアラインTop10

世界1位に輝いたエミレーツ航空の社長ティム・クラーク氏は、「この度、トリップアドバイザーの『トラベラーズチョイス 世界の人気エアライン 2017』において、世界のベストエアラインに選ばれたことを大変光栄に思います。同アワードは公正な口コミと評価の結果であり、お客さまに最高の旅行体験をお届けするという我々のコミットメント(公約)を証明したものと思います。今後とも、皆さまが旅行をお考えのとき1番に選ばれるエアラインとなるよう取り組んで参ります。そのため、引き続き全クラスにおいて機材やサービスへの投資を行い、従業員一同、心のこもったサービスで機内、地上にかかわらず、最高の旅行体験をお届けして参ります」とコメントしている。

世界のベストエアラインTop10には、JAL(7位)を含めアジア地域から5つのエアラインが選ばれ、他の地域に比べて最多数のランクインとなった。さらに、アジア太平洋地域の Top10には、日本からJAL(4位)とANA(6位)が選ばれている。

アジア太平洋地域1位はJAL

日本のベストエアラインに選ばれたJALの代表取締役社長 植木義晴氏は、「トリップアドバイザーという世界を代表する旅行サイトから、名誉ある賞をいただけたことを大変喜ばしく思っております。また、さまざまなアワードがある中で、このようにお客さまからの"クチコミ"で JALが世界的に評価を受けたことを何よりもうれしく感じています。引き続き、世界中の旅行者のみなさまに選んでいただけるよう、サービス品質の向上に取り組んでいきます」とコメントしている。

アジア太平洋地域のベストエアラインTop10

さらに、サービスレベルを基準としてファーストクラスやビジネスクラス、プレミアムエコノミークラス、エコノミークラスといったカテゴリー別の部も設定。ベストファーストクラスにはエミレーツ航空(アラブ首長国連邦)、ベストビジネスクラスにはアエロフロート (ロシア)、ベストプレミアムエコノミークラスにはニュージーランド航空(ニュージーランド)、ベストエコノミークラスにはエミレーツ航空(アラブ首長国連邦)が選ばれた。

また、アジア太平洋地域のローコストエアラインTop3には、1位はタイ スマイル(タイ)、2位はバンコク エアウェイズ(タイ)、3位はインディゴ(インド)が選ばれている。