コンビニエンスストアでは、おおよそ100~300円を払えばおいしさがギュッとつまったスイーツが買える。何とも幸せだ

仕事をしっかりとこなした日の夕方前や、晩ご飯を食べた後の残業時などにふと、突然の空腹感に襲われたことはないだろうか。「腹が減っては戦ができぬ」という言葉にもあるように、空腹時はなかなか集中力を持続させることは難しい。そんなとき、小腹を満たすのに役立つのがスイーツだ。

近年は、コンビニエンスストアで300円も払えば、専門店に負けないくらいクオリティーの高いスイーツを購入できるようになるなど、気軽においしいスイーツを楽しめるようになった。それだけに、日々の生活でお世話になっている人も多いだろう。

とはいえ、ホイップクリームやチョコレートなどを用いているだけあって、やはりカロリーも気になるところ。毎日のようにスイーツを食べていれば、肥満や生活習慣病を招くリスクも高まる。

そこで、1食あたりのスイーツ・デザートからどれぐらいのカロリーを摂取しているのかを、セルフケアの観点からしっかりと把握すべく、「ファミリーマート」のスイーツのカロリーを調べた。同社の商品で「Sweets+焼き菓子」にカテゴライズされている物の中から、カロリーが高かったものの上位5つをまとめたので、紹介しよう。

なお、各商品のカロリーは同社の「栄養成分値・アレルゲン」を参考にしており、2015年3月時点で同ページに記載されているものを対象とした。


1位: 「チョコチップスコーン」(335kcal)

2位: 「アップルクランブルマフィン」(310kcal)

3位: 「チョコレートチャンクスコーン」(308kcal)

4位: 「バナナスコーン」(305kcal)

5位: 「プレミアムバウム」(304kcal)

1位は、しっとり食感の生地にたっぷりのビターチョコを練りこんで焼き上げた「チョコチップスコーン」となった。スコーンを使った商品は3位にも入っており、トップ3のうち2品をスコーンが占めた。なお、最もカロリーが低かったのは「ほろほろバタークッキー」(27kcal: 4.7g)だった。

五訂増補日本食品標準成分表によると、ポテトチップスの可食部100gあたりのカロリーは554kcal。市販されているポテトチップスの一袋あたりの質量はさまざまだが、一袋60gで販売されている商品も多い。60gサイズの一袋あたりのカロリーは332.4kcal。「チョコチップスコーン」とほぼ一緒で、2位~5位のスイーツとも大差ない数字だ。すなわち、これらのスイーツを食べることは、ポテチ1袋をすべて食べきったことに等しいと言ってしまってもよさそうだ。

もちろん、たまの間食にこれらのスイーツを食べることは問題ない。ただ、それが毎日のように常態化してしまっては危険だ。基本は3食をしっかりと食べ、場合によっては捕食や間食としてこれらのスイーツを摂取するのがいいだろう。

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