ひと昔前までは、掃除機は一家に一台あればよかった。しかし、現在ではキャニスター、コードレス、ロボットなど、用途に応じた多種多様な掃除機が登場している。掃除機を複数台持つのが当たり前の時代になったのかもしれない。さらに、夏は湿気が多く、たまったホコリに発生するカビや雑菌などが一段と気になる季節。この季節こそ普段にも増して掃除に力を入れたい。ここで紹介する6アイテムで、気になる場所を徹底的にキレイにしよう!

シャープ「フリード EC-SX200」

約2.2kgの充電池式スティッククリーナー

フリード EC-SX200

「フリード EC-SX200」は、バッテリーを本体から外して充電するタイプのコードレス掃除機。コンセント付近に収納する必要がないので、掃除機の置き場所を選ばない。別売の予備バッテリー(税別8,000円)を用意しておけば、電池を交換して掃除を続けられるという強みもある。さらに、パイプ、ヘッドを装着した状態で約2.2kgの軽量設計になっているのもうれしいポイントだ。

本体から外してバッテリーを充電する

収納スタンドも別売7,200円(税別)で用意

掃除機のタイプ コードレススティック ゴミ容量 0.2L
集じん方式 サイクロン式 ヘッドの種類 モーター駆動パワーヘッド(自走式)
電源方式 リチウムイオン充電池 本体サイズ W218×D199×H1,003mm
充電時間 80分 重量 2.2kg
連続使用時間 約10~20分(自動モード)、約8分(強モード) 市場価格 55,000円前後(税込)


ダイソン「DC63 モーターヘッドコンプリート」

気になるアレルゲンを除去するサイクロン式クリーナー

DC63 モーターヘッドコンプリート

湿気の多い夏は、たまったホコリに繁殖するカビや雑菌がやはり気になる。子供やアレルギーを持つ家族がいれば、なおさらのこと。その悩みに応えるのがダイソンの「DC63 モーターヘッドコンプリート」だ。毎分最大101,000回転するパワフルなモーターでゴミを吸引する。さらに、内蔵する24個のサイクロンがゴミをしっかり選り分けるので、吸引力が持続。布団用、すき間用など、気になる箇所に合わせて使い分けられるツールも付属する。アレルゲンを除去したい人にこそ、試してほしい1台である。

フトンツールを装着しても吸引力は維持

通常のホースで掃除できない場所はすき間ツールで

掃除機のタイプ キャニスター 本体サイズ W193×D361×H253mm
集じん方式 サイクロン式 重量 2.75kg (本体のみ)
ゴミ容量 0.5L 市場価格 101,304円(税別:メーカー直販サイト)
ヘッドの種類 カーボンファイバーブラシ搭載モータヘッド(自走式)


日立「かるパック CV-PY300」

目詰まりしにくい新感覚の紙パック式クリーナー

かるパック CV-PY300

根強いファンが多い紙パック式の掃除機だが、目詰まりによる吸引力の低下に悩んでいるユーザーも多い。そういったユーザーにこそ、「かるパック CV-PY300」をオススメしたい。かるパックには、紙パックの目詰まりを抑える「パックチリ落とし機構」が搭載されている。電源コードを引くと紙パックが振動し、紙パック内部に付着した細かいチリをふるい落とすので、吸引力が長持ちする。また、排気についても、同製品は高集じんフィルターやアレルオフフィルターなどにより、99.999%の捕集率を実現している。

「パックチリ落とし機構」で目詰まりを防ぐ

パイプとヘッドが軽量なのでハンドリングが楽

掃除機のタイプ キャニスター 本体サイズ W266×D330×H224mm
集じん方式 紙パック式 重量 3.7kg(本体のみ)
ゴミ容量 1.7L 市場価格 65,000円前後
ヘッドの種類 スマートヘッド(自走式)