空気清浄機を所有していない人の方が少数派

カカクコムが運営する価格比較サイト「価格.com」はこのほど、「空気清浄機」についてのアンケート調査結果を発表した。同調査は2月22日~28日にインターネット上で行われ、6,254人から回答を得た。

空気清浄機を複数所有している人は25.1%

「空気清浄機の所有率」を調べたところ、「所有している」人は65.6%。その内訳は「1台のみ所有」が40.5%、「2台以上所有」が25.1%だった。2年前の同月に発表された同様のアンケートでは「所有している」が62.6%で、この2年間のうちに3ポイント伸張していた。

空気清浄機の方式は「加湿空気清浄機」が1位

加湿機能付き空気清浄機を所有する人が多い

「所有している空気清浄機の方式(製品形態)」について聞いたところ、もっとも多かったのは、最近の空気清浄機のメインストリームとなっている「加湿空気清浄機」で39.1%。以下「イオン放出機能付きの空気清浄機(加湿機能なし)」(27.8%)と、「空気清浄機能(フィルター)のみ」(26.3%)が続いた。「プラズマクラスター」など「イオン発生機」の割合は2.8%だった。

2年前に行った同様の調査では、「空気清浄機能(フィルター)のみ」がもっとも多く33.1%、続いて「イオン放出機能付きの空気清浄機(加湿機能なし)」が31.2%で、「加湿空気清浄機」は28.5%だった。ここ2年で「加湿空気清浄機」の割合は10.6ポイントの増加、加湿機能なしの空気清浄機の割合は20.2ポイントの減少となった。

空気清浄機購入の理由は「花粉症」

花粉症対策のために購入する人が半数以上

「空気清浄機を購入した理由」について聞いたところ、もっとも多かったのは「花粉症」対策で51.5%。以下「風邪の予防(ウイルス対策)」(41.2%)、「空気環境が悪い」(21.5%)、「その他のアレルギー症状の対策」(20.9%)、「タバコの臭い」の消臭(18.7%)となった。なお、いま問題となっている有害微粒子「PM2.5」への対策という回答は2.3%に止まった。また、購入者の77.3%は空気清浄機の効果を実感していた。その他調査の詳細は「価格.comリサーチ」で閲覧できる。