ソニーマーケティングは23日より、ホームシアタープロジェクター「VPL-VW1000ESicon」へ「PlayStation 3」(以下「PS3」)から出力した高精細写真を、4K解像度で投影できるようにするアプリ「PlayMemories 4K edition」をリリースすると発表した。

「PlayMemories 4K edition」

「VPL-VW1000ES」

VPL-VW1000ESは2011年12月下旬に発売されたホームシアタープロジェクター。4,096×2,160ドット表示が可能な「SXRD」パネルを搭載し、家庭用としては初めて4K解像度での映像表示を実現した製品だ。

民生機器用に用意された4K解像度の動画はほとんどないのが現状だが、PlayMemories 4K editionを利用すればPS3からVPL-VW1000ESへ出力した高解像度の静止画データを4K解像度で投影できるようになる。1枚ずつの表示に加えて、スライドショー表示なども行えるので、デジカメで撮影した大量の静止画を大画面で楽しみたい場合に最適だ。

操作はPS3のコントローラーで行うようになっており、写真のズーミングや3D表示なども行える。なお、PS3からVPL-VW1000ESへのデータの伝送には、ハイスピード規格に対応したHDMIケーブルが必要だ。

操作はPS3のコントローラーで行う

アプリをダウンロードするには、VPL-VW1000ES購入の上で「My Sony Club」への登録が必要。申し込み期限は2013年3月31日までとなっている。その他の申し込みの詳細に関しては、ソニーのWebサイトを参照のこと。

超解像処理も可能となっている。左が超解像オフの状態、右が超解像オンの状態

アプリには最初から、いくつかの高解像度画像が用意されている

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