ソニーは24日、「ウォークマン」用のドックを備えたスピーカー「RDP-NWG400B」「RDP-NWM7」の2モデルを発表した。発売は2月11日で、価格はオープン。推定市場価格はRDP-NWG400Bが13,000円前後、RDP-NWM7が8,000円前後となっている。

写真上が「RDP-NWG400B」、下が「RDP-NWM7」

RDP-NWG400Bは上部に、ボリューム調整ボタンのほか、「BASS BOOST」ボタンや接続状態が分かるインジケーターを備える

RDP-NWG400BはBluetooth接続に対応する2.1chスピーカー。本体上部のドック、Bluetooth、あるいはオーディオ入力の3方式のいずれかで再生機器を接続できる。スマートフォンなどをBluetooth接続することも可能。ウォークマンをドックに装着した場合、再生と同時に充電を行うことも可能だ。また、「Bluetoothスタンバイ機能」により、本機の電源が入っていない状態でも、ウォークマンからBluetooth接続の操作を行うと電源をオンにできる。Bluetoothの対応プロファイルはA2DPおよびAVRCPで、対応コーデックはSBC。SCMS-T方式の著作権保護にも対応する。

スピーカーの型式はメインが密閉型で、サブウーファーがバスレフ型。そのほかの主な仕様は、実用最大出力が5W×2(サテライト)+10W(サブウーファー)で、アンプがデジタルアンプと重低音再生用の「BASS BOOST」を搭載。接続インタフェースは、ウォークマン専用ドックとオーディオ入力以外に、USBポートを備える。USBポートは、ワイヤレスヘッドホンなどの充電を行うためのもので、外部機器との接続には利用できない。消費電力は15W(待機時:約0.4W、Bluetoothスタンバイ時:約0.6W)、サイズは約W360×D104×H112mm、重量は約1.5kgとなっている。

RDP-NWM7の上部。電源ボタン、再生/一時停止ボタン、ボリューム調整ボタンというシンプルな構成

一方のRDP-NWM7は、上部に設けられたハンドルで持ち運びやすい2chスピーカー。外部電源以外に単4形電池×4本での駆動に対応しており、単4形アルカリ乾電池×4本を使用した場合は約10時間の連続再生が可能だ。スピーカーの型式はフルレンジバスレフ型となっている。RDP-NWM7でも、RDP-NWG400Bと同様に、ウォークマンをドックに装着すると再生と同時に充電を行える。

そのほかの主な仕様は、スピーカー出力が2W×2で、接続インタフェースはウォークマン専用ドックとオーディオ入力。アンプはデジタルアンプを搭載。消費電力は5.8W(待機時約0.2W)、サイズは約W226×D151×H165mm(最大突起部含む)、乾電池を使用する場合の重量は約1.1kgとなっている。


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