監視カメラはこれまで、防犯や安全のための仕組みとして位置付けられてきた。このため従来は利用されるシーンが空港や駅、公共施設や市街地などに限られていたが、近年は工場IoTや画像解析を組み合わせたマーケティングなど、デジタル施策のひとつとして監視カメラを採り入れるケースが増加。もはや民主化したといっても過言でないほどにまで、その活用シーンは拡がりをみせている。
監視カメラをめぐる近年の傾向と、有効活用するための方法について詳細に解説。ぜひダウンロード資料をご覧いただきたい。 |
ここで注意してほしいのが、従来と同じ感覚、つまり「ネットワークカメラをLANでつなぎ廉価な専用機器で管理するもの」として監視カメラを取り扱ってしまうと、活用の幅が大きく制限されてしまうことだ。
デジタル施策として監視カメラを採用する場合、加工のしやすさや保存性、保護性などに配慮してデータを集積しなくてはならない。必然的に、これまでとはまったく違う構築・運用・保守の体制(=ITシステムのように取り扱うこと:ITシステム化)が求められるのである。
本稿ではデル・テクノロジーズとMilestone Systems(以下、Milestone)が公開するドキュメントより、監視カメラをもっと有効に活用するためのヒントについて、「ITシステム化」をキーワードに解説していきたい。
デル・テクノロジーズ、Milestone Systems提供資料
世界では常識の監視カメラのIT システム化
――国内における市場の現在地とは
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監視カメラの「ITシステム化」。注視すべきはスケーラビリティ
監視カメラをITシステム化する際には大きく3つのコンポーネントが必要となる。情報を処理するサーバーとデータを蓄積するストレージ、そして監視カメラを管理する、VMS(ビデオマネジメントシステム)と呼ばれるソフトウェアだ。
では、実際のITシステム化にあたっては、どのような点に留意して設計、構築を進めていけばよいのか。デル・テクノロジーズとMilestoneがドキュメントの中で強く提唱するのは、スケーラビリティを考慮したシステムの重要性である。
デジタル施策に監視カメラを組み込む場合、多くは、取り組みが進むにつれてシステムを拡張していくスモールスタートが採用される。小売店でのAI画像解析を例に挙げれば、数店舗でまず実験的に導入し、その結果を受けて全国展開していくという具合だ。その際にカメラの台数増加や、より高い性能を要求する設定への変更があればサーバーを増強せねばならないし、録画データの高解像度化、あるいは保管期間の長期化などによってデータ容量が足りなくなればストレージの拡張が必要となる。カメラを管理するための機能が不足している場合にはソフトウェアに手を入れる必要もあるだろう。つまり、3つのコンポーネントすべてがスケーラビリティを備えていなければ、PDCAを回してデジタル施策を成功に導いていくことが叶わないのである。
デル・テクノロジーズとMilestoneが共同提供するVMSソリューション
デル・テクノロジーズとMilestone は、このようなスモールスタートから柔軟に拡張できるVMS ソリューションを共同で提供している。サーバーやストレージといったハードウェアを展開するのがデル・テクノロジーズで、VMSを展開するのがMilestoneという分担だ。
両社のVMSソリューションは、グローバルでトップシェアを誇る。理由は、先に触れたスケーラビリティの高さだ。ダウンロード資料ではデル・テクノロジーズとMilestoneへのインタビューを交えながら、監視カメラをめぐる近年の傾向と、これを有効活用するための共同ソリューションについて、詳細に解説している。監視カメラの活用を考えているならば、ぜひ目を通していただきたい。
ダウンロード資料のご案内
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世界では常識の監視カメラのIT システム化
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