自動車ガラスやフロート板ガラスなどで、世界で高いシェアを誇るAGC。日本・アジア、欧州、米州の3極体制をベースに30を超える国や地域でグローバルに事業を展開している。同社では従来、日本・アジアの拠点に設置された2万2000台のPCを管理するために「Microsoft System Center Configuration Manager 2007」(以下SCCM)を利用してきたが、サポート終了に伴い、新たなソリューションを導入する必要に迫られていた。
導入背景/課題
最新バージョンのSCCMを導入することも考えられたが、その場合、Microsoft以外のアプリケーションパッチの配布を検討しなければならない点と、ネットワークに掛かる負荷を分散させるために中継サーバを設置する必要があった。
日本国内だけなら問題ないが、アジア各地にも中継サーバを設置するとなると現地スタッフなどとの調整が必要で、その分時間が掛かる。一方で、「Windows 10」の導入や働き方改革を進めるうえでセキュリティ強化が急務であったため、最新バージョンのSCCM導入を選択することは事実上不可能だった。
また、これまで手動配布で実施していたセキュリティパッチを、OSはもちろん、JavaアプリやAdobe製品などにもシステムによる自動配布ができること、さらにセキュリティを強化するため、PC操作ログの管理を可能にすることも計画していた。
そこで複数の企業のソリューションを比較検討した結果、採用したのがIvantiのソリューションだった。その理由の一つは、「自己組織型マルチキャスト」と「ピアダウンロード」という2つの独自ソフトウェア配信技術を備えているため、中継サーバが不要なことだ。
また、細かな管理者権限移譲管理機能を備えていることもIvantiのソリューションを選択した理由の一つだ。これにより、アジアの拠点内のPCを管理する権限を現地の管理者に委ねられる。さらに……
本稿で提供するPDFでは、Ivantiのソリューションを導入したことで、どんな効果が得られたのかが、ユーザーへのインタビューによって明らかにされている。もちろん、導入までの課程や導入ソリューションのより詳細な情報も確認可能だ。上記の内容に興味を持った方は、ぜひダウンロードしてチェックしていただきたい。
提供レポートのご案内
日本・アジアで2万2,000台のPCにセキュリティパッチを
確実に適用、働き方改革の基盤としても活用≪目次≫
- 導入背景
- 検討のポイント(選択の理由)
- 移行作業の概要
- 導入効果
- Ivantiの機能更新プログラム適用ステップ
- Ivantiのソリューション導入により、PCの管理とOSやアプリケーションへのセキュリティパッチの適用が可能に。また分析ツールのデータとして利用できるPC操作ログも取得し、セキュリティを強化。
- 2つの独自ソフトウェア配信技術で中継サーバが不要に
- 守りの作業はIvanti製品に任せて情シス部員は攻めの業務に注力
- Ivanti 利用時の構成図(サーバ構成)
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