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大阪ガス株式会社 情報通信部 ビジネスアナリシスセンター 所長 河本薫氏 |
9/27日に都内で開催されたセミナー、「ビッグデータは新たなフェーズへ なぜ、これからは『リアルタイム・ビッグデータ』なのか?」の基調講演に登壇したのは、「会社を変える分析の力(講談社現代新書)」の著者、大阪ガスのビジネスアナリシスセンター所長、河本薫氏。同氏は、「会社を変える分析の力」というテーマのもと、大阪ガスのデータ分析にかかわるこれまでの取り組み内容や、優れたデータ分析者に求められる資質などについて持論を展開した。
真のデータ分析者としての条件とは
大阪ガスでは、15年前から業務に活用するためのデータ分析を実施してきている。現在、ビジネスアナリシスセンターにはデータ分析を専門とするスタッフ9人が所属し、年間約30ものデータ分析プロジェクトを推進し、大小合わせて100近い分析ソリューションを提供している。
「私達のところに相談に来る他社の人たちの悩みは同じで、"データ分析を業務に生かしたいが、どうもうまくいかなくて困っている"ということ。ここで強調しておきたいのが、当社でもデータ分析が最初からうまくいったわけではないということだ。15年前には、データ分析を提案しても門前払いだったり、はたまたデータ分析を行ってもまったく成果が出なかったりしたことがよくあった。我々はアマゾンでも楽天でもグーグルでもない従来型の企業。それでもデータ分析をどのように頑張ってビジネスに使っているのかをぜひ知ってもらい、自分たちにもこうすればできるんじゃないかという参考にしていただきたい」と河本氏は主張した。
大阪ガスのビジネスアナリシスセンターには際立った特徴が2つある。それは......
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内容一覧
- 真のデータ分析者としての条件とは
- データ分析への「3つの勘違い」を払拭せよ!
- これからのデータ分析者は、フォワード型分析者たれ
『「単なる便利屋ではだめ!」ビッグデータ時代のデータ分析者はコミュニケーション力を磨くべし─大阪ガス・河本氏』のレポート記事全文&講演資料を無償配布中
本稿で紹介している、9/27に開催された「ビッグデータは新たなフェーズへ なぜ、これからは『リアルタイム・ビッグデータ』なのか?」の基調講演に登壇した、河本薫氏による『「単なる便利屋ではだめ!」ビッグデータ時代のデータ分析者はコミュニケーション力を磨くべし─大阪ガス・河本氏』のレポート記事全文と講演資料を無償で配布しています。当日参加できなかった方や少しでも知見を広げたい方々に、ぜひご一読をお勧めします。