ビッグデータ時代の本格的な到来によって、多くの企業でITシステムが処理・管理するデータ量が飛躍的に増加している様子がうかがえるようになってきた。現代のビジネスでは、蓄積されたデータの分析・活用が必須といえるが、運用しているシステムのパフォーマンスが不十分で、せっかくのデータを有効活用できていないケースも少なくない。従来のデータベースシステムでビッグデータを活かせない原因はさまざまだが、多くの環境でボトルネックとなっているのは、ストレージI/O性能の不足だ。ストレージのパフォーマンスが強化できれば、大容量データへのアクセスはもちろん、業務アプリケーションの高速化によって業務効率のアップも期待できる。そこで多くの企業が注目しているのが、高速で信頼性も高く運用コストも削減可能な「オールフラッシュストレージ」だ。

大容量データの有効活用を実現した3つの事例

現代の企業におけるITシステムでは、長時間にわたるダウンタイムの発生は許されない。ほんの数分のサービス停止が、莫大な損害を生むこともある。このため、企業のシステム管理者がオールフラッシュストレージの実力を理解していても、簡単に現状のシステムを刷新できないといった問題が発生する。求められているのは、従来の環境からのスムーズな移行が行える導入の容易さ、障害時にも止まらない運用性・可用性の高さ。もちろん、大容量データを高速・快適に扱える性能と、導入・運用時のコストも重要な要素となる。こうした要素を満たすストレージソリューションの選定が、これからの企業のビジネスに大きな影響を及ぼすことは間違いない。そして、導入前の課題から製品選択までの経緯、導入の流れと導入後に得られた効果などの事例を確認することが、オールフラッシュストレージの選定を大いにサポートしてくれるはずだ。

本稿からダウンロードできる資料では、オールフラッシュストレージのソリューションを導入した3つの事例を確認できる。1つ目は、満足していたアプリケーションはそのままに、ストレージ基盤の入れ替えで財務会計の業務スピードを大幅アップした金融業界の導入事例だ。日々の帳票出力は50倍以上、決算処理も6倍へと高速化している。2つ目は業務アプリケーションの基盤をハイパーコンバージド環境で統合する際にOracleライセンスコスト増加の課題に直面した製造業の導入事例だ。ハイパーコンバージド環境とオールフラッシュストレージとの合わせ技によってOracleの課題を回避するとともに、生産計画のスピードアップや運用負担の軽減を実現している。とにかくすべてをハイパーコンバージド環境へ統合しようとしていたら得られなかったメリットだ。最後は、大容量化が進む動画データのコスト効率に優れた保管と、迅速な商品化を行うための高速な編集作業を支える映像コンテンツ制作会社の導入事例だ。画像データの活用領域は、公共・交通におけるセキュリティ確保や製造業における品質改善、小売業における在庫管理など、AIなどの画像解析の発展とともに広がりつつある。このように、さまざまな企業が抱える多様な課題を、圧倒的な速度と信頼性を併せ持ち、コストパフォーマンスにも優れたIBMのオールフラッシュストレージ製品が解決していく流れがわかるだろう。国内のオールフラッシュ ストレージ市場で5年連続ナンバーワンとなっているIBMが、多くの企業と作り上げた経験を伺い知ることができる。

現状のシステムに不満がないという企業でも、近い将来、データ活用の重要性がより高くなった現代のビジネスに対応できなくなる可能性は低くない。もちろん、現在のシステムに限界を感じている企業にとっては、システム刷新は喫緊の課題だ。企業の根幹を成すシステムの刷新にためらっている企業担当者は、本資料の事例からオールフラッシュストレージの効果を再確認し、導入に踏み切るための助けとしていただきたい。

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