日立グループのデジタルシステム&サービス事業の一翼を担うIT企業である株式会社 日立ソリューションズ・クリエイト。同社では現在、中途採用を積極的に行っています。今回は、6名4組の社員にインタビューを行い、キャリア形成や同社の魅力について伺いました。
インタビュイー:T.Sさん(左) H.Iさん(右)
所属:技術統括本部品質保証本部
入社年:2006年中途入社(T.S) 2018年中途入社(H.I)
※メインインタビュー:H.Iさん
前職・現職での仕事内容
金融系SEから品質保証のスペシャリストへ
現在は、品質保証(Quality Assurance:QA)を担当するQAエンジニアとして働いています。
日立製作所のクラウドソリューション「Hitachi Cloud」をはじめ、その他さまざまな分野のシステム・製品・サービスの品質保証を行っています。
品質保証本部には、事業部門のプロダクトや運用・設計・開発のプロセスを管理して、その品質を保証するという役割があります。
新卒で入社した会社では、金融系のシステムエンジニアとして開発運用を担当し、その後、転職先のSIerで品質保証の仕事を経験したことで、品質保証の面白さに目覚めました。
入社の理由
高校時代の経験が導いた、理想の職場との出会い
専門的に品質保証の分野でキャリアを積みたいと考えたためです。この興味は、実は高校時代の経験に根ざしています。当時、文化祭の運営委員として、模擬店や劇などさまざまな出し物の進行状況を管理し、全体を客観的に見る役割を担っていました。この経験は、品質保証の仕事の本質と似ている部分があると思います。
転職活動中、品質保証の求人は非常に少なく、実際に話を聞いてみるとテスターの仕事だったりすることも多かったのですが、当社は独立した品質保証部門を持つ数少ない企業の一つでした。ここなら、高校時代に感じた「客観的な視点で全体を見る」という面白さを、プロフェッショナルとして追求できると感じました。
仕事のやりがい
設計者とは異なる観点でテストを行い、品質を担保する
QAエンジニアとしての仕事の面白さは、横串でさまざまな技術に触れられることです。また、客観的な視点でプロジェクトを見ていく仕事のスタイルが、自分の性格に合っていると感じています。特に、設計者が気づかなかった観点でテストを行い、思いもよらぬバグを発見できたときは大きなやりがいを感じます。さらに、誰もが知っているような大企業のプライベートクラウドプロジェクトに携わるなど、通常ではなかなか経験できない仕事に関われることも魅力です。最近では部下の育成も担当するようになり、新たな成長の機会を得ています。
今後挑戦したいこと・将来像
先端領域とマネジメントへの挑戦
AIに関連するプロジェクトなども増えてきているため、QAエンジニアとしてさらに多様なプロジェクトや最新技術に触れていきたいと考えています。また、そこで得た知見を他のプロジェクトにも活かすというサイクルを回して、幅広い経験を積んでいきたいです。
現在ユニットリーダーとして部下の指導も行っていますが、この経験をさらに深め、より大きな組織をリードできるスキルも磨いていきたいと思っています。上司から、次期課長としての期待もいただいているので、組織全体の視点を持ちながら仕事ができるよう成長していきたいですね。
会社の魅力
H.I:当社の魅力は、何といっても風通しの良さです。自分の部署では、3段階上の役職者との懇談会が開催されることもあり、親睦を深めることができます。特に、本部長(事業部長)との距離が近く、自身の仕事を直接報告したりアピールしたりできる機会が多いのは、大企業ではなかなか経験できないことだと思います。
T.S:本部長(事業部長)との距離の近さは他社では珍しいのではないでしょうか。社内交流が推奨されており、横のつながりが生まれやすい環境です。特定の人に話しかけづらい雰囲気もなく、誰とでも自由にコミュニケーションを取れる環境だと感じます。
転職を検討中の方へ
自分が大切にしたい価値観や目標をしっかりと持ち、それをブレずに追求することが重要です。転職活動中はさまざまな情報に触れて、迷うこともあるでしょう。しかし、なぜ転職しようと思ったのか、その原点を忘れずにいることが、後悔のない選択につながります。
面接では遠慮せずに自分のやりたいことを伝えてください。当社は、しっかりと話を聞いてくれる会社です。品質保証で大切なのは、裏付けとなる知識や技術力を持って設計者に意見を聞いてもらえる信頼関係を構築していくことです。QAエンジニアの仕事に興味がある方は、ぜひ挑戦してみてください。
[PR]提供:日立ソリューションズ・クリエイト