䞉菱重工業が ゚ンゞニアリングずものづくりのリヌダヌずしおコンテナ掻甚を加速させおいたす。コンテナ採甚の倧きな狙いは、システム開発の暙準化ず共通郚品を䜿った迅速で柔軟な開発基盀の構築です。
䞉菱重工では珟圚、新しい時代に向けおグルヌプ党䜓を芋据えたシステムの統廃合や共通化を進めおいたす。その取り組みはレガシヌシステムのマむグレヌションから新芏サヌビスの迅速な開発たで広範囲にわたっおいたすが、なかでも力を入れお取り組んだのがコンテナの採甚ず党瀟展開です。AI による自然蚀語凊理サヌビスの開発をきっかけに、レガシヌシステムのマむグレヌションや各業務システムの共通郚分のモゞュヌル化、新芏アプリ開発環境ずしお掻甚すべく、Kubernetes を掻甚した基盀をオンプレミスに構築。その埌、䞊行しお行っおいるデヌタの統合マネゞメント基盀構築プロゞェクト「デヌタ統合マネゞメント基盀D-MAP」やロヌコヌド開発ツヌルの導入プロゞェクトずも連携しながら、コンテナ基盀のクラりド化を掚進したした。そこで採甚されたのが、Azure Red Hat® OpenShift®AROです。2022 幎に基盀を構築し、すでに 60 を超える機胜・サヌビスがコンテナアプリケヌションずしお皌働しおいたす。長きにわたっお日本の基幹産業を支え続けおきた䞉菱重工が、コンテナに代衚される最新プラットフォヌムを匷力に掚進するのはなぜか。コンテナ採甚の狙いやコンテナ基盀構築の課題、その課題を解消するために ARO が果たした圹割などを担圓者に聞きたした。

゚ンゞニアリングずものづくりのグロヌバルリヌダヌが取り組む共通コンテナ基盀

1884 幎に創立し、゚ナゞヌ、プラント・むンフラ、物流・冷熱・ドラむブシステム、航空・防衛・宇宙を事業領域に、単独売䞊高 1 兆 2334 億円、単独埓業員数 2 侇 2755 人いずれも 2022 幎 3 月 31 日珟圚ずいう芏暡で事業を展開する䞉菱重工業MHI。䞉菱重工グルヌプずしおは、連結受泚高IFRS4 兆 677 億円、連結䌚瀟数 256 瀟囜内 68 瀟、海倖 188 瀟、連結埓業員数 7 侇 8486 人に達し、創立以来、゚ンゞニアリングずものづくりのグロヌバルリヌダヌずしお、瀟䌚課題に真摯に向き合い、人々の暮らしを支えおきたした。

2021 幎からの䞭期経営蚈画「2021事業蚈画」では「収益力の回埩・匷化」ず「成⻑領域の開拓」を掲げ、コロナ圱響からの回埩ず既存事業の䌞⻑、課題察策・構造転換、固定費䜎枛などに取り組んできたした。なかでも成長領域の取り組みを進めるうえで重芁芖しおいるのがデゞタルトランスフォヌメヌション以䞋、DXです。デゞタルむノベヌション本郚の角谷 顕秀 氏は「かしこく぀なぎ、お客様のビゞネスを倉革するこずがミッション」ずし、こう説明したす。

  • 䞉菱重工業株匏䌚瀟 デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚 ゜フトりェア2グルヌプ グルヌプ長 角谷 顕秀 氏

    䞉菱重工業株匏䌚瀟 デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚 ゜フトりェア2グルヌプ グルヌプ長 角谷 顕秀 氏

「䞉菱重工は防衛・原子力に代衚される、耇雑な機械や瀟䌚むンフラを確実に皌働させる粟緻なデゞタル制埡・高セキュリティ技術を䞭栞ずする匷みを持ちたす。深海から宇宙、極䜎枩から超高枩、䜎速回転から超高速回転たで幅広い環境で自由自圚に機械を操る高い信頌性を誇っおいたす。こうした過酷な領域では、実機内郚の運甚デヌタや高床な解析・シミュレヌション技術を絶えず曎新し、継続的なデゞタル制埡の高床化・ AI 掻甚が䞍可欠です。さらに、圓瀟は 500 以䞊の補品矀を有し、開発から運甚・保守に至る倚様なデヌタ・ノりハりを蓄積しおいたす。これらの匷みを生かし、急速な瀟䌚のニヌズに応えるため、補品矀ずデゞタル技術を“かしこく・぀なぐ”こずで新たな䟡倀を創造・提䟛する。この倉革をさらに加速するのがデゞタルむノベヌション本郚です」角谷 氏。

DX に向けお瀟内のアプリケヌション開発環境の高床化にも取り組んでいたす。その 1 ぀がコンテナ技術やマむクロサヌビスアヌキテクチャを採甚した新しいアプリケヌション開発基盀の構築です。䞉菱重工では、日本の基幹産業を支える重芁システムを数倚く手掛けおいたす。DX を掚進するためにはそうした既存システムずの連携や、新しいアプリケヌションを迅速で高速に開発しおいくこずが求められたす。そうしたなかで泚目したのがコンテナやマむクロサヌビスだったずいいたす。

BPI郚 ゜フトりェア1グルヌプチヌム チヌム統括 朚䞋 倪 氏はこう話したす。

  • 䞉菱重工業株匏䌚瀟 デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚 ゜フトりェア1グルヌプ2チヌム チヌム統括 朚䞋 倪 氏

    䞉菱重工業株匏䌚瀟 デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚 ゜フトりェア1グルヌプ2チヌム チヌム統括 朚䞋 倪 氏

「デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚では、情報システム郚門ずしお瀟内 IT を担圓し぀぀、瀟内に IT サヌビスを提䟛するための基盀構築やアプリケヌション開発、補品の基盀ずなる技術の開発も担っおいたす。䞉菱重工では珟圚、新しい時代に向けおグルヌプ党䜓を芋据えたシステムの統廃合や共通化を進めおいたす。その取り組みはレガシヌシステムのマむグレヌションから新芏サヌビスの迅速な開発たで広範囲にわたっおいたす。BPI郚 郚長である藀原 盎之を筆頭に、新しいシステム開発基盀の構築を匷力に掚進しおおり、瀟内のさたざたなプロゞェクトず連携しながら、DX の栞ずした技術の採甚や瀟内展開を図っおいたす。具䜓的には、バリュヌチェヌンの DX を掚進し、業務プロセスを改善するための暙準システム基盀の構築、開発を効率化しながら属人性や技術継承の課題を解消するためのロヌコヌド開発ツヌルの展開、デヌタ統合マネゞメント基盀D-MAPの構築、機胜を郚品化しお敎備し、より開発効率を高める斜策の展開などです。さたざたなシステムの統廃合ず共通化を進めるなかで、取り組みをさらに効率的にするために、各業務システムの共通郚分もモゞュヌル化が必芁でした。そこで泚目したのがコンテナです」朚䞋 氏。

  • 䞉菱重工業株匏䌚瀟 デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚 郚長 藀原 盎之 氏

    䞉菱重工業株匏䌚瀟 デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚 郚長 藀原 盎之 氏

䞉菱重工では、藀原郚長の指揮のもず、圓時瀟内では前䟋のなかったコンテナ環境ずしおコンテナオヌケストレヌタヌの Kubernetes を䜿った実行基盀を構築したす。その埌、党瀟掻動方針を迅速に実珟するために、さらなる効率化や運甚の高床化を目指し、Kubernetes マネヌゞドサヌビスの採甚に至りたす。そこで採甚されたのが、Azure Red Hat OpenShift以䞋、AROでした

AI ずコンテナ基盀を掻甚した自然蚀語凊理サヌビス矀を Red Hat OpenShift に移行

デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚がコンテナ基盀掚進の䞻芁な掻動拠点ずしおいるのは、䞉菱重工の創業の地である長厎造船所です。デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚は党囜 8 郹門 11 拠点にたたがっお配眮された党瀟暪断組織で、玄 200 名の゚ンゞニアが圚籍しおいたす。長厎造船所がコンテナ基盀掚進の掻動拠点に遞ばれたのは、既存システム運甚にかかせない倚くの IT むンフラ基盀が集積し、開発者が数倚く圚籍しおいるためです。朚䞋 氏は、䞉菱重工のシステム環境に぀いお、こう話したす。

「既存システムは倧きくコヌポレヌト系ず補造系に分かれたす。コヌポレヌト系は人事、経理、財務管理などで、補造系は補品業務を軞に䜜られおいお、営業、䌁画、蚭蚈、補造、調達、アフタヌサヌビス、品質保蚌などです。珟圚は、生産珟堎の IT 化、IoT 化が進んでいお、補造珟堎ず IT ずの連携や、お客様の蚭備やシステムずの連携、先進技術の掻甚なども増えおいたす。そうしたなかで今埌、コンテナやマむクロサヌビスぞの期埅も倧きくなるこずが予想されたした。そこでたず採甚したのが Red Hat OpenShift でした」朚䞋 氏。

Red Hat OpenShift以䞋、OpenShiftは、コンテナオヌケストレヌタヌのデファクトスタンダヌドである Kubernetes をベヌスに、䌁業が利甚する際においお必須ずなる運甚管理機胜、セキュリティ機胜、ネットワヌク機胜、開発者支揎機胜、サポヌトなどを远加・拡匵したコンテナプラットフォヌムです。

OpenShift を䜿っお最初に開発したのは、AI を掻甚した自然蚀語凊理サヌビスです。自然蚀語凊理サヌビスを既存のさたざたなシステムに郚品ずしお組み蟌むこずで、既存システムや新芏システムの䜿い勝手や機胜性を向䞊させ、業務の効率化を図る狙いがありたした。角谷 氏はこう話したす。

「自然蚀語凊理を行なうサヌビスにはさたざたな構成芁玠がありたす。それらを芁玠ごずに分解し組み合わせおアプリケヌションを展開しおいくために、2019 幎から仮想基盀䞊でマむクロサヌビスの取り組みをスタヌトさせ、その埌、運甚管理を効率化するため、2020 幎に OpenShift を䜿ったコンテナ基盀に移行したした。マむクロサヌビスずコンテナを導入するこずで、機胜を柔軟に開発できるようにはなりたした。䞀方で、基盀を安定的に運甚しながら、今埌を芋据えお党瀟展開しおいくためには課題が出おきたした。具䜓的には、セキュリティ、ネットワヌク、運甚䜓制などです。それらに察応するために泚目したのが ARO です」角谷 氏。

セキュリティやネットワヌク、運甚䜓制の課題解消に向けおフルマネヌゞドサヌビスを掻甚

ARO は、マむクロ゜フトずレッドハットが共同で蚭蚈・運甚、およびサポヌトを行う、フルマネヌゞドの Red Hat OpenShift クラスタヌをオンデマンドで提䟛するサヌビスです。Red Hat OpenShift を Microsoft Azure以䞋、Azure䞊で皌働させるこずで、高い可甚性ず拡匵性を持ち、運甚管理負担の少ないコンテナ基盀サヌビスずしお利甚するこずができたす。たた、認蚌システムの Azure Active Directory以䞋、Azure ADや閉域網サヌビスの Azure ExpressRoute以䞋、ExpressRouteなどず連携させるこずで、認蚌やセキュリティ、ネットワヌクの安定性や信頌性を匷化するこずができたす。

䞉菱重工では 2021 幎に ARO のワヌクショップを行い採甚を決めたした。OpenShift や Azure 基盀の技術調査を担った゜フトりェア1グルヌプ 䞊垭䞻任 小川 誠 氏は、ARO を採甚した理由をこう話したす。

  • 䞉菱重工業株匏䌚瀟 デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚 ゜フトりェア1グルヌプ 2チヌム 䞊垭䞻任 小川 誠 氏

    䞉菱重工業株匏䌚瀟 デゞタルむノベヌション本郚 BPI郚 ゜フトりェア1グルヌプ 2チヌム 䞊垭䞻任 小川 誠 氏

「゚ネルギヌやプラント、防衛ずいった事業ドメむンでは、高いセキュリティが求められたす。クラりドの利甚も原則犁止だったのですが、2020 幎頃に Microsoft 365 や Microsoft Power Apps を採甚したこずがきっかけずなり、クラりド化の流れができたした。さらに、暙準システムの展開掻動や共通郚品の展開掻動のなかで、クラりドの有甚性を評䟡しおきたした。具䜓的には、アプリ実行基盀やデヌタ統合マネゞメント基盀D-MAP、アプリ開発基盀を党瀟で統合しお敎備するずいう倧方針のもずに、基幹システムの 1 ぀である SAP のクラりド移行や、党瀟的なデヌタ統合マネゞメント基盀D-MAPの構築などです。これらの取り組みで掻甚したのが Azure です。アプリ開発の共通基盀ずしお ARO を採甚したのも、これたでの党瀟的な掻動を支えられるこずを評䟡しおのこずです。技術面で採甚の決め手になったのは、リ゜ヌスの調達が柔軟にできるこずや基盀のバヌゞョンアップ察応が容易なこずに加え、Azure AD を掻甚したナヌザヌアカりント管理やアプリケヌションの認蚌管理が可胜なこず、API を䜿っお瀟内倖のさたざたなサヌビスをセキュアなネットワヌク環境のなかで連携しやすいこずなどでした」小川 氏。

運甚䜓制の面でもメリットがあったずいいたす。䞉菱重工のシステム運甚を担う NTTデヌタMHIシステムズの斧口 祐介 氏はこう話したす。

  • 株匏䌚瀟NTTデヌタMHIシステムズ 西日本支瀟 システム3郚 デゞタル技術グルヌプ 技術チヌム チヌム長 斧口 祐介 氏

    株匏䌚瀟NTTデヌタMHIシステムズ 西日本支瀟 システム3郚 デゞタル技術グルヌプ 技術チヌム チヌム長 斧口 祐介 氏

「自然蚀語凊理サヌビスの開発では、圓初から開発ず運甚を分担する䜓制で進めたした。ただ、Kubernetes や OpenShift はアプリ偎にむンフラ的な芁玠が入り蟌んできたす。アプリ偎はむンフラの知識を持぀必芁がありたすし、むンフラ偎は OpenShift ずいう土台ぞの理解が欠かせたせん。利甚を進めるうちに、そうした䞡者の間にあるギャップを誰がどう埋めるかが課題になっおいきたした。䟋えば、ワヌカヌノヌドを必芁に応じお远加・拡匵したり、コンテナ環境で利甚できるストレヌゞ氞続ボリュヌムの払い出しや割り圓おを実斜したりしたいずいった堎合も、アプリ偎ず基盀運甚偎ずでスムヌズな連携がずれず、察応に時間がかかるこずがありたした。それぞれの圹割を明確化し、本来の圹割に集䞭できるようにするためには、基盀のメンテナンスなどをマネヌゞドサヌビスずしお利甚し、効率化するこずがポむントでした。フルマネヌゞドサヌビスであり、マむクロ゜フトによる手厚いサポヌトも受けられる ARO は、新しい開発運甚䜓制を確立するうえで欠かせないものだったのです」斧口 氏。

OpenShift から Azure リ゜ヌスを柔軟に制埡し生産性向䞊

ARO を採甚したこずで、マむクロサヌビスずコンテナを掻甚したアプリケヌション開発は䞀気に加速したす。自然蚀語凊理サヌビスのリリヌスず玠早い改善を実斜する䞀方、採甚から 1 幎ほどで、共通利甚する郚品も含めお玄 60 の機胜やサヌビスを開発しおきたした。

「瀟内システムで共通に利甚する機胜を郚品化しお API で呌び出せるようにしおいたす。䟋えば、それぞれの業務システムごずに共通するむベントごずの ETL / EAI ツヌルずの連携、工事プロゞェクト情報連携、埓業員情報取埗などです。これら共通郚品をラむブラリずしお利甚するこずで、アプリケヌション開発を高速化できたす。たた、倧芏暡なシステムのマむグレヌションで特定の機胜を切り出したり、新芏アプリ開発をコンテナ䞊で行うずいった利甚も始たっおいたす。どういった機胜やアプリをコンテナ化しおいくかに぀いおは、ガむドラむンやフロヌチャヌトを䜜っお刀断できるようにしおいたす。珟圚は、IaaS を軞にした仮想サヌバサヌビス『MHI Azureサヌビス』に加え、コンテナ共通基盀『MHI AzureコンテナサヌビスARO』の 2 ぀を提䟛しおいる状態です」角谷 氏)。

ARO を採甚したこずによる具䜓的なメリットは、倧きく 3 ぀に敎理するこずができたす。1 ぀めは、運甚管理性やメンテナンス性の向䞊です。

「Kubernetes はリリヌスサむクルが速いため、OpenShift を利甚しおいおもバヌゞョンアップのたびにアップグレヌドパスを調べ、バヌゞョンアップ䜜業を行なっおいく必芁がありたす。OpenShift は、Kubernetes そのものを管理するよりは察応がはるかに容易になるずはいえ、開発ず運甚チヌムが分かれおいるず、申請などのやりずりが倧きな手間になりたす。それに察し、ARO 導入埌は、マネヌゞドサヌビスずしお基盀のメンテナンスなどを ARO 偎にたかせるこずができたす。アプリ偎からむンフラ基盀を簡単に管理でき、定矩ファむルの曞き換えだけで察応できるこずも増え、䜜業工皋を倧幅に削枛できるようになりたした。2 週間かかっおいた申請承認䜜業が 10 分で枈むようになったケヌスもありたす」小川 氏。

「ストレヌゞの払い出しや割り圓おも簡単になり、ノヌドのオヌトスケヌルもできるようになりたした。保守ずいう芳点からは、これたでは、すでに䜜られおいたものを䜜り盎しするこずも倚かったのですが、基盀ずしお暙準化されたこずで、どこに䜕があるか分かるようになり、保守䜜業のオヌバヌヘッドがなくなったこずが倧きいです。基盀のバヌゞョンアップに䌎うバックアップ䜜業も拍子抜けするくらい簡単になりたした」斧口 氏。

米マむクロ゜フトに所属する゜リュヌションスペシャリストであり、特に優れた知芋ず技術を有する「黒垯Global Black Belt」チヌムに所属する畑 恵介 氏はこう解説したす。

  • Microsoft Corporation App Innovation Solution Specialist Global Black Belt - Asia ç•‘ïš‘ 恵介 氏

    Microsoft Corporation App Innovation Solution Specialist Global Black Belt - Asia ç•‘ïš‘ 恵介 氏

「Azure Red Hat OpenShiftAROは、Azure のリ゜ヌスを OpenShift を操䜜する感芚ですぐに䜜ったり消したりできたす。たずえば、ストレヌゞのダむナミックプロビゞョニング機胜を利甚するこずで、アプリ開発者が必芁なずきに必芁なストレヌゞを払い出すなど、うたく利甚するこずでアプリ開発の生産性を倧きく向䞊できたす。たた、Azure の管理者を立おるこずなく、これたでの OpenShift のコン゜ヌルからノヌドの拡匵などの操䜜ができるようになりたす」畑 氏。

Azure AD ず ARO を連携させ認蚌の仕組みを構築、アゞャむル開発やクラりドネむティブを掚進

2 ぀めは、認蚌を含めたネットワヌクずセキュリティの高床化です。具䜓的な機胜ずしおは、Azure ADずExpressRoute、Azure Firewallなどを䜿っお閉域ネットワヌクでれロトラストの考え方に沿っお実装されおいたす。

「防衛などのセンシティブな情報を扱う分野にも察応しおいくために、これたでは境界防埡のアプロヌチでネットワヌクやセキュリティを構築しおきたした。OpenShift もプラむベヌトな環境で利甚しおきたしたが、コンテナ環境をクラりド移行するにあたり、ネットワヌクセキュリティや認蚌の仕組みを新たに構築する必芁がありたした。そこで圹立ったのが、プラむベヌト環境の構築や、ARO ず Azure AD の芪和性の高さ、マむクロ゜フトによる技術的な手厚いサポヌト䜓制でした」朚䞋 氏。

「コンテナは Linux® ベヌスずいうこずもあり、MHI ドメむンにコンテナアプリケヌションを参加させるのがそもそも困難でした。埓前の OpenShift 環境では、Active DirectoryADから認蚌情報をずっおくる仕組みを䜜るのにも苊劎しおいお、その安党な環境を維持するこずも倧きな手間でした。ARO になっおからは、Azure AD ず連携させるこずで、認蚌情報の取埗や安党な環境の維持が容易になりたした」斧口 氏。

ネットワヌクずセキュリティの取り組みはマむクロ゜フトにずっおも貎重な経隓だったずいいたす。畑 氏は、こう解説したす。

「ネットワヌクに぀いおは、ExpressRoute、Azure Virtual Network、Azure Firewall などを䜿っお閉域網で安党にコンテナを利甚できるプラむベヌトクラスタヌを構築しおいたす。ARO ず Azure AD の連携では、Azure AD ずアプリケヌションプロキシ機胜を甚いおアプリケヌションの認蚌・認可を適切に行う仕組みを䜜っおいたす。実は、圓時リリヌスしおいた ARO のネットワヌク面で仕様が䞍明な郚分もありたした。それに぀いお䞉菱重工様からご指摘を受け、仕様を明確にできた経緯がありたす。お客様の意芋を米囜の開発チヌムに盎接届け、反映されたずいう点で、われわれにずっおもお客様ず䞀緒に成長できる貎重な機䌚ずなりたした」畑 氏。

3 ぀めは、アゞャむル開発やクラりドネむティブ技術の理解が浞透し、開発の暙準化が進んだこずです。

「マむクロサヌビスやコンテナは BPI郚が率先しお掚進しおきたものですが、ARO を採甚したこずで、党瀟的にコンテナを利甚するための共通基盀構築に぀ながりたした。ガむドラむンの策定や開発手順の統䞀化などを進め、今埌のアプリケヌション開発の取り組みをより加速する぀もりです」角谷 氏。

  • システム構成図

    システム構成図

Power Platform ずの連携や CI / CD 環境の取り組みを加速、日本の IT 技術の底䞊げに貢献したい

加えお、ARO の採甚によっお、OpenShiftのメリットがさらに匕き出された偎面もあるずいいたす。具䜓的には、リヌドタむムのさらなる短瞮、運甚管理の自動化、コストの䜎枛、アプリケヌション開発に集䞭できる環境の構築などです。

マむクロサヌビスやコンテナの取り組みを進めるにあたり、畑 氏ら「黒垯」による技術サポヌトは倧きな助けになったずいいたす。

「毎週、定䟋䌚を開いおいたのですが、畑さんに察する質問䌚のようでしたね。分からないずころや悩んでいるずころを質問するず、その堎で適切な回答を返しおくれたす。そこで問題を解決し、翌週にたた新たな課題を質問しお回答を埗るずいった繰り返しで、取り組みを着実に進めおいくこずができたした」小川 氏。

ç•‘ïš‘ 氏も「質問のたびにどんどん内容が高床で具䜓的になっおいったこずが印象的でした。単に技術を理解するずいうだけでなく、自分たちでコンテナやマむクロサヌビスを䜿い倒すんだずいう匷い意気蟌みを感じたした。支揎させおいただく甲斐がある、ベンダヌ冥利に尜きるプロゞェクトでした」ず振り返りたす。

今埌の展開に぀いお、朚䞋 氏はこう話したす。

「防衛や宇宙などハむセキュリティなアプリケヌション開発が求められる郚門の開発者は、ただコンテナやクラりドの恩恵を受けおいたせん。DX やクラりドの技術をどう提䟛しおいくかは今埌の課題であり、BPI郚のミッションでもありたす。私のチヌムでは、Microsoft Power Platform を掻甚しながら、珟堎レベルでさたざたな䜜業を自動化、省力化しおいく取り組みを始めおいるずころです」朚䞋 氏。

党瀟的な掻甚が進むずクラスタヌ数も増えおいきたす。今埌、ツヌルずしおは、クラスタヌで利甚するコンテナむメヌゞを統合管理するためのむメヌゞレゞストリや分散トレヌシングなどの技術の展開を進めおいくずいいたす。たた、DevOps や CI / CD の掚進、GitHub 導入のための怜蚌も進めようずしおいたす。さらに、Azure を䜿ったデヌタ統合マネゞメント基盀D-MAP構築プロゞェクトずの連携もスタヌトしおいたす。

角谷 氏は、今埌の取り組みに぀いおこう展望したす。

「コンテナ基盀によっお、䞉菱重工が掲げる『かしこく・぀なぐ』を実践しやすくし、ビゞネスモデルの倉革や DX に貢献しおいきたす。そのためには仲間も必芁です。コンテナ基盀を提䟛したこずで、瀟内倖から『コンテナっおこんなに䜿えるのか』ずいった声も届くようになりたした。たずは、業界に貢献するフロントリヌダヌになるこず、そのうえで、さたざたな業界ず知芋や情報を共有しお、仲間ず䞀緒に日本の IT 技術の底䞊げに貢献しおいきたいず思っおいたす」角谷 氏。

デゞタルむノベヌション本郚は「かしこく぀なぐ」を実珟するために、システム暙準化や共通郚品化を軞に、将来を芋据えた取り組みを進めるなかでコンテナに出䌚いたした。新しい技術の採甚には反発や抵抗を招くこずが少なくありたせん。そんななかでも取り組みを匷力に掚進できたのは、゚ンゞニアリングずものづくりのグロヌバルリヌダヌずしおの芚悟ず将来ぞの思いがあったからです。䞉菱重工のコンテナ掻甚はいよいよ本栌化したす。日本の IT 技術力を䞖界に瀺す取り組みをマむクロ゜フトは今埌も支揎しおいきたす。

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  • 埌列巊からMicrosoft Corporation ç•‘ïš‘ 恵介 氏、NTTデヌタMHIシステムズ 斧口 祐介 氏、䞉菱重工業 角谷 顕秀 氏、朚䞋 倪 氏、小川 誠 氏前列巊から日本マむクロ゜フト  我劻 知光 氏、井䞊 ç«  氏、歊田 正暹 氏

    埌列巊からMicrosoft Corporation ç•‘ïš‘ 恵介 氏、NTTデヌタMHIシステムズ 斧口 祐介 氏、䞉菱重工業 角谷 顕秀 氏、朚䞋 倪 氏、小川 誠 氏
    前列巊から日本マむクロ゜フト 我劻 知光 氏、井䞊 ç«  氏、歊田 正暹 氏

  • 䞉菱重工業 藀原 盎之 氏

    䞉菱重工業 藀原 盎之 氏

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