8月10日、秋葉原のPCショップで「インテルPCマイスター」を見つけると抽選でPCファン垂涎の景品が当たるイベント「インテルPCマイスターを探せ!in 秋葉原」が開催された。会場では「親子カスタムPC体験」なども行われ、PCファンや夏休みの親子連れで賑わった。
秋葉原のPCショップを巡ってインテルPCマイスターを探せ!
「インテルPCマイスター」とは、カスタムPCに関するさまざまな知識を認定する資格だ。カスタムPCとは、CPUやメモリ、グラフィックスカードなどさまざまなパーツを使ってカスタマイズを行ったPC、つまりBTO-PCや自作PCを指す。
インテルPCマイスター制度はTOPマイスター、上級マイスター、中級マイスター、初級マイスターの4つの階級があり、上級・中級マイスターはオンライン講習と認定テストへの合格を達成することで、初級マイスターはオンライン講習か関連イベント・体験会への参加で取得することができる。
8月10日、このインテルPCマイスターを探すイベント「インテルPCマイスターを探せ!in 秋葉原」が「LIFORK AKIHABARA II」を拠点に開催された。
秋葉原のPCショップには、インテルPCマイスターのなかでも“PC全般の知識を持ち、PCショップなどで接客や相談が可能なレベル”と判断された上位階級「上級マイスター」が在籍している店舗が多数ある。
「インテルPCマイスターを探せ!in 秋葉原」では、これらのPCショップを巡り、上級マイスター在籍店舗にあるマイスターロゴや上級マイスター、店舗を巡っているASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIのTOPマイスターを探し出し、撮影してハッシュタグ「#インテルPCマイスターを探せ」をつけてSNSに投稿する企画が行われた。
対象となるのは「パソコン工房 秋葉原本店」「パソコン工房 秋葉原パーツ館」「TSUKUMO eX」「ドスパラ秋葉原本店」「ツクモパソコン本店」「ツクモパソコン本店 リユース館」「湘南通商」「マウスコンピューター 秋葉原ダイレクトショップ」の8店舗。
マイスターロゴ、上級マイスター、TOPマイスターごとにポイントが設定されており、獲得ポイントに応じたくじを引くことが出来る。景品として、各マザーボードメーカーのオリジナルグッズ、防災などに役立つインテルのオリジナルグッズなどが用意された。
マザーボードメーカー担当者のトークや親子カスタムPC体験も
「LIFORK AKIHABARA II」では各種イベントも開催。オープニングセッションには、インテル 執行役員 マーケティング本部 本部長の上野晶子氏と、インテルPCマイスターの最上位階級「TOPマイスター」に認定されたASRock、ASUS、GIGABYTE、MSIの各担当者が登壇した。
インテルPCマイスターとは、「PCに使われているパーツや構造、技術など、PC全般を理解することで、自分に合ったPCを作って楽しんだり、PCについて相談できる身近な存在を増やしたりしたい」という思いから誕生した制度だ。
インテルの上野氏は、「みなさんのおかげでマイスター制度を実施して1年が経ちました。TOPマイスターのみなさんにマイスター制度をきっちりとしたものにしたいという熱い思いがあるので、上級マイスターも難関です。TOPマイスター、上級マイスター、それからマイスターを目指している方たちが手を取り合うことでマイスターの資格が世の中に広まっていくといいなと思っています」と挨拶。
またTOPマイスターたちの話を受けて、「例えば『中級マイスター』が“店舗に配属されて1年目の人が身につけておかなきゃいけない知識”みたいな感じで浸透していくと、わかりやすい説明ができる人がどんどん増えていき、店舗さんのためにもなります。今が完成形じゃなくて、みなさんと一緒に作っている過程だと思います」とインテルPCマイスターの現在について語った。
将来的には、上級マイスターが初級マイスターの育成を行える仕組みを作り、「上級マイスターが増えることで初級マイスターが増える」といった流れを作るとともに、カスタムPCに興味がある人、詳しい人たちのコミュニティとして、インテルPCマイスターを活性化させていきたいという。
オープニングセッション後は、インテルPCマイスターに求められる知識やスキル、初級・中級・上級の合格に向けた解説セッション「インテルPCマイスターのススメ」を開催。PCマイスターに興味をお持ちの方が集った。
さらに、親子でチャレンジできる初級カリキュラム特別編「親子カスタムPC体験」も2回に分けて行われ、夏休み中の親子連れで賑わった。
また会場には、各マザーボードメーカーのPCパーツをふんだんに使用したカスタムPCも展示。高い性能と印象に残るデザイン・カラーリングで来場者の目を引いていた。
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