例えば、さまざまな機器を「うごかす、とめる」技術を中核として事業を展開するナブテスコは、現場のITリテラシーの向上、業務のデジタル化および効率化に向け、現場DXに取り組んでいるという。現場業務にはさまざまな改善ポイントがあったが、その中でも特に、紙の作業日報や出荷前画像の管理といった非効率な業務に着目し、まずは生産性の向上に着手することになった。
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というのも紙の日報は項目が多く、記入やデータ化、集計などに手間がかかり、現場にとって大きな負担となっていたのだ。また、出荷前に撮影した製品画像のデータ管理も手作業で行われており、後から検索もしづらかった。この状況を改善すべく、同社はプログラミングの専門知識不要で、現場の当事者が自ら業務アプリを作成できるノーコードツールを導入した。
選定の決め手は、100種類以上のテンプレートが用意され簡単にアプリが作成できること、直感的なUIで現場メンバーによる内製開発が可能なこと、作成したアプリ経由で取得した現場データを基幹業務システムやBIツール、Excel台帳など、他システムと連携しやすいことだったという。
同ソリューションの導入により、ナブテスコでは作業日報アプリや出荷管理アプリを内製し、その活用によって年200時間超の業務削減、2,400枚もの紙書類の削減を実現するなど、大きな成果を挙げているとのことだ。
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本コンテンツでは、ノーコード開発のモバイルアプリ作成ツール「Platio（プラティオ）」での業務アプリ作成からさまざまなデータやシステムの連携をワンパッケージで提供する「Platio Connect（プラティオ コネクト）」について紹介する。ナブテスコをはじめアイコムソフト、柳井電機工業といった企業の導入事例を参考にしていただき、現場主導による業務アプリ作成とデータ活用を推進してもらえれば幸いである。
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