造船業に属するほとんどの企業では、スパイラル型と呼ばれる設計手法が長年にわたり採用されてきた。この手法は文字通り、設計プロセスを可能な限り細分化し、それぞれのプロセスや作業を反復させることで、その品質を段階的かつ着実に高めていくものだ。しかしこの手法はプロセスの反復に時間がかかる上、設計開発の終盤まで反復作業を行う必要があるという致命的な弱点がある。

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コストを抑えながら、高品質な船舶を建造するという難題に、造船会社はどう挑むべきか?

船舶に求められる要件がかつてないほど高度化し、多様化する現代において、造船会社はそれらに対応するだけでなく、コストを抑えながら、高品質な船舶を建造することが求められている。それができなければ市場における競争力がたちまち失われてしまうため、造船会社は従来の設計手法から一刻も早く転換する必要がある。

そこで現在、新しい造船手法として注目されているのが、船舶設計とエンジニアリングの新しいアプローチである「デザインスパイラル」だ。これにより、バラバラに分断されていた各設計プロセスのシステムやデータを統合し、一元化することが可能になる。設計に関わるすべてのステークホルダーが共通のシミュレーションモデルを利用することで、早い段階から問題点を浮き彫りにできるというわけだ。その結果として、製品品質を確保しながらコストの低減や、業務効率の改善も期待できる。

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本コンテンツでは、造船会社がシミュレーションを中核とする新たな設計手法への移行を急ぐべき理由について解説している。また、船舶設計におけるデザインスパイラル手法の実践を強力に後押しするソリューションについて、その概要や導入メリットを紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。

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