業務用無線機器メーカーの株式会社フルノシステムズ(東京都墨田区)は、物流倉庫や小売店舗などで用いられるハンディターミナルのロングセラー端末「finpad(フィンパッド)」シリーズの新製品として、アンドロイドOS対応無線ハンディターミナル「finpad Ag1」を開発したと発表した。finpadシリーズで初となるアンドロイドOS対応機種として、2024年6月上旬に発売する。
finpad Ag1の主な特徴
- finpadシリーズ初となるAndroid™ OS搭載機種
- 無線通信規格は5GHz帯(802.11ac/n/a)と2.4GHz 帯(802.11n/g/b)に対応
- 3.5型TFTカラー液晶 静電容量式タッチパネルを採用
- 高画質カメラ内蔵 / 静止画・動画撮影が可能
- IP65に準拠する優れた耐環境性能 / -20℃~50℃の温度帯に対応
- 新スキャナーモジュール搭載で読み取り画素数大幅アップ / 1次元・2次元コード対応
- Bluetoothでモバイルプリンタや外付けスキャナなどの周辺機器と連携
- 「マイグレーション機能」でこれまでの構築資産を有効活用 / 従来機種と同一業務システムで運用可能
finpad Ag1 の概要
アンドロイドOS搭載のfinpad Ag1は、スマートフォンのような直感的な操作が可能になり、アンドロイド標準のブラウザや多様なアプリケーションなどを利用できることが大きな特徴だ。また、従来のfinpadシリーズで構築したシステムを継承して利用できる機能「マイグレーション機能」を備えており、既存のシステムにfinpad Ag1を追加する際の管理者の業務負担を軽減できる。
表示部分には、3.5インチTFTカラー液晶を搭載し、情報表示量と視認性を高めた。また、静電容量方式のタッチパネルを採用し操作性を向上。グローブをはめた状態でもタッチ操作ができ、入力作業がしやすくなっている。
円筒型の大容量バッテリーを搭載しグリップ部分をスリム化して持ちやすくしたほか、静止画・動画撮影ができる高画質カメラを内蔵した。Bluetoothによりモバイルプリンタや外付けスキャナなどの他社製の周辺機器とも連携する。管理ソフトウェア「finpad device manager Light」を機種本体と同時にリリースし、finpad Ag1でのWi-Fi設定やアプリケーション管理、ファームウェア管理などに対応するという。また、動作温度はマイナス20℃から50℃まで、防水・防塵規格「IP65」に対応するなど、現場で安心して使える耐環境性能を実現している。
finpad Ag1の発売時期と販売価格、販売目標
製品名 | finpad Ag1 |
発売時期 | 2024年6月上旬 |
販売価格 | オープン (本体/ハンドストラップ) |
販売目標 | 3,000台 (2024年度) |
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