本調査によると、生産管理システムを導入する前の課題として、回答者の41.7%が「生産計画と実績のズレ」、35.2%が「業務プロセスの属人化」、31.8%が「在庫把握のズレ、余剰在庫」を挙げている。
こうした重要課題を解決するために生産管理システムを導入するに至るわけだが、その選定においては特に「自社の生産プロセスや業務に適した機能」「製造業向けに特化して作られたシステム」が重視されたという。
京セラコミュニケーションシステム 提供資料
製造業の生産管理システム選定・導入に関わった情報システム担当者355名に聞いた!
「生産管理システムの導入・活用に関する実態調査2024年版」
※ジャストシステム(調査機関)を通じて調査を実施
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導入時に直面する問題と導入後の満足度
とはいえ生産管理システムの導入は必ずしもスムーズに進むとは限らず、32.4%が「当初の予算からのコスト増」、31.5%が「業務プロセスの再構築や改善」、30.4%が「システム要件・仕様の変更が発生」、29.3%が「導入スケジュールの遅延」といった問題に直面したとのことだ。
また、導入後においては「システムの可用性」「システム全体の機能性」に関しておおむね満足しつつも、「ベンダーのプロジェクト推進力」「導入にかかった期間」「導入にかかったコスト」については満足度が低い傾向にある。
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こうした調査結果からは、さまざまな重要課題を解決するべく生産管理システムを積極的に導入しようとするメーカー側の姿勢が見受けられた一方で、コスト増大、要件変更、スケジュール遅延といった問題に直面する実態が浮き彫りになった。やはり生産管理システムの導入においては機能面だけでなく、プロジェクト全体をコントロールするITベンダーのコンサルティング力や推進力の見極めも重要なポイントといえるだろう。
以下のリンク先から入手できるレポートでは、今回行った調査結果の詳細が確認できる。生産管理システムの導入を円滑に進める際の貴重な資料となるので、製造業の担当者はぜひとも参照いただきたい。
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