現在、日本の製造業を取り巻く環境として、少子高齢化に伴う労働人口の減少などの理由から国内の人材確保が難しくなっている。さらにはコロナ禍の移動規制や働き方改革によってリモートへの対応が広がっており、人に依存したモノづくりの変革期を迎えている。

近年は納期を優先した標準化やモジュール化を進めているが、それだけでは対応できない特注案件も増えている。特注対応するモノづくりは新規検討が発生することで業務の負荷も高まり、品質・期間・コストにマイナスの影響を及ぼしている状況にある。

こうした悪循環から抜け出すためには、これまで行ってきた効率化の手法に加え、激化するモノづくりの多様化に踏み込んでいく必要がある。

iCAD 提供資料
COLMINA 設計製造支援 iCAD SX
> > 資料ダウンロードはこちら

膨大なモノづくり情報が活用できていない!?

現状、機械装置開発の進め方を見ると、メカ設計者が動作に必要な制御部品を3次元CADに入力し、次工程の回路図検討で電気設計者がシンボルとして追加する。3次元CADのどの制御部品からどのシンボルを作成するかについては、電気設計者の頭の中にあるもののCADデータには残されていない。

つまりCADデータには何の情報を元に決定したかの情報が保持されていないため、もしメカ設計で制御部品を変更した場合、回路図や配線のどこを変えるべきか、人が解釈せざるを得なくなるというわけだ。

では、3次元CADにメカ・電気・制御から加工・組立・保守までを網羅する情報、つまり「モノづくり情報」を蓄積できればどうだろうか? 部門間での食い違いや変更漏れのない、整合性が取れた情報を後工程に素早く展開できるだけでなく、後工程で発覚するヒューマンエラーの撲滅にも大きな効果が期待できる。

「COLMINA 設計製造支援 iCAD SX」(以下、iCAD)という3次元CADソフトでは、まさにそうしたモノづくり情報を蓄積することができる。iCADは機械装置の設計に特化しているため、データ量・計算量を圧倒的に小さくできる。そのおかげで超高速レスポンスが可能になり、現場のスピード感もアップするというわけだ。

*  *  *

ここまで、日本の製造業が置かれている状況や、一般の3次元CADソフトにモノづくり情報が蓄積できないゆえの課題、それを解消してくれるのがiCADであることを解説してきた。ぜひ以下から入手できる資料を参照いただき、機械装置開発のDXを推進してほしい。

ダウンロード資料のご案内

iCAD 提供資料
COLMINA 設計製造支援 iCAD SX
> > 資料ダウンロードはこちら

[PR]提供:iCAD