いまや企業におけるブランドの差別化要因は、価格や製品だけでなく顧客満足度が重要な指標となっており、その維持のためにもビジネスの継続性は常に担保される必要がある。つまりビジネスの継続性に直結するデータベースの高可用性(HA)とディザスタリカバリ(DR)を維持することは、必須の課題であるというわけだ。
可用性について、たとえばある大手航空会社では、一時的な技術障害によって75,000人が搭乗予定だった航空便がキャンセルになった結果、払い戻し費用は約6,800万ドルに上り、株式評価額は2.8%も下落したという。
ディザスタリカバリについても、台風によるデータセンターの洪水といった天候の問題、サイバーセキュリティ攻撃、データベース自体の障害、停電など、災害はさまざまな形で引き起こされる。こちらも中小企業の40%近くが大規模な災害後に廃業しているという現実を知れば、ディザスタリカバリをおろそかにできないことがよくわかるだろう。
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ビジネスの継続性と収益に影響を及ぼすデータベース
このように高可用性やディザスタリカバリが求められるデータベースだが、その維持については会社全体でDBAに頼っているケースが少なくないという。たとえばオンラインショッピングサイトは、データベースから即座に製品、価格、顧客アカウントの詳細を取得できなければ、ビジネスが機能しなくなる。もしデータベースが停止したりパフォーマンスが低下したりすると、収益ばかりか顧客満足度の低下までも招いてしまうだろう。そのような状況に陥らないためにも、DBAへの責任はますます重くならざるをえないといえる。
また、データベースは1つ管理するだけでも容易ではない業務といえるが、にもかかわらずDBAは複数のデータベースに対して高可用性の維持とディザスタリカバリの確保に責務を負っているケースが多い。実際、DBAの約70%が11以上のデータベースインスタンスを担当しているという調査も出ている。DBAの役割がますます重要になっていく中で、そのほとんどの管理者は「これらすべてのタスクを実行する時間は、どのようにして捻出すべきなのか?」と自問していることだろう。
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以上、DBAが直面している可用性とディザスタリカバリの課題について解説してきた。以下からダウンロードできる資料では、その先を見越してトラブルを回避するための指針が示されている。ぜひとも内容をご覧いただき、将来を見据えたビジネスの継続性を確保してほしく思う。
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