IDCの調査によると、2022年は30%以上の組織がネットワーク障害に対する耐性を強化することを優先し、ビジネス継続性を確保することで、顧客・従業員・パートナーに途切れることのないデジタル・エンゲージメントの実現を目指すという。

また、現在のデジタル変革がIoTデバイスの増加を押し上げており、現状の接続デバイスの数は5:1の割合でユーザー数を上回っているとのことだ。これが2025年までには10:1の割合でユーザー数を上回ることが予想されている。どのデバイスからでも接続できる環境の構築は必須のものとなり、ネットワークの複雑化も加速していく。

さらに、こうしたデバイスを安全かつ自動的に接続するニーズも大きく高まっており、これができなければ巧妙化するサイバー攻撃からの侵害にさらされ続けることになるだろう。

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2022年 5つのネットワーク予測
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2024年までに70%以上のSD-WAN利用企業がSASEを実装

やはり安定性・安全性の高いセキュアなネットワーク接続を用意することは、IT部門にとって重要なミッションである。すでにクラウドファーストを採用する組織はSASEの必要性を認めており、ガートナーの予測によると、2024年までに70%以上のSD-WANカスタマーがSASEを実装するとのことだ。

SASEの導入には2つのアプローチが考えられ、中小企業はオールインワンのSASEソリューションを好む傾向がある。大企業は、セキュリティ、信頼性、ユーザー・エクスペリエンスの品質に妥協したくないと思われ、最適なソリューションを組み合わせて利用することになるだろう。

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ここまで、簡単ながら未来のネットワーク予測を紹介してきた。詳細な内容については、ぜひ以下のリンクから電子書籍『2022年5つのネットワーク予測』をダウンロードしていただきたい。本稿で紹介した以外にも、「2025年までに中~大企業の60%がNaaS(Network as a Service)を導入する」といった興味深い予測が掲載されている。

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